毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組『MUSIC BLOOD』。今回のゲストはJO1が登場した。

自己紹介を兼ねたメンバーによるアピールバトルをはじめ、自粛期間中の胸の内など、幅広く語ってもらった。ライヴではBLOOD SONGである新曲『僕らの季節』と、リスペクトしているBIGBANGの代表曲『FANTASTIC BABY』を披露。オンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートする。


今回のゲストはJO1。大人気サバイバルオーディション番組の日本バージョン「PRODUCE 101 JAPAN」より、累計約6500万票から決められた11人。大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨、金城碧海(今回は欠席)からなるグローバルボーイズグループ。2020年のデビュー以来、4作連続でオリコン週間シングルランキング1位を獲得、全て20万枚以上売り上げた。今週発売となった5作目のシングル『WANDERING』も、デイリーシングルランキングで1位(12/14付)を獲得。日本はもちろん、海外にも多くのファンを持つ人気グループだ。

「今回のゲストは人気男性グループですが、メンバーそれぞれにキャッチフレーズがあるそうです。雄大もキャッチコピーあったよね?」と、いきなりぶっ込む。千葉は「今出ているカンペには“芸能界の糖分”って書いてあるのですが、これ誰がつけたのかな?(笑)」と大ウケ。すかさず「圭さんは“ムダにいい体”っていうことですが」と反撃するも「それは不正解。正解は“謎にいい体”です」と、勝手に正解を変える田中。いつも通りのスタートだ。

あいさつを済ませると、ファンから贈られたプレゼントの話題に。「JAM(ジャム)」(=JO1のファンネーム)は、応援が熱烈であることでも知られている。白岩は「イギリスにあるお城の土地の一部の所有権をいただきました」と、いきなりスケールのでかい話をぶっ込み、MC二人もびっくり。豆原も「メンバーの誕生日に、ニューヨークタイムズスクエアの広告をプレゼントしていただきました」。

そして現在の共同生活のことに。時にはイラッとすることもあるようで、まず川西が「とにかく河野の騒音が本当に迷惑」と、口火を切る。佐藤も「以前河野の下の部屋に住んでいたのですが、すごくうるさくて。夜中にリフティングとかしているんです」と、河野への愚痴が止まらない。さらに「部屋で踊っているらしいです」と、與那城もチクリ。「もちろんわざとではないですよ!(笑)でもすみません」と反省する河野。一方、白岩は佐藤に不満があるらしく「とにかく食べ物を残すんです」。豆原も「どうせ残すから『もらっていい?』って訊くとちょっと怒るし(笑)」と加勢する始末。これに対し「違うよ、僕はみんなでシェアして仲良く食べたいから、多めに食べているの!(笑)」と、弁明する佐藤の姿が印象的だった。

続いて、今回の目玉企画であるメンバーのアピールバトルへ。まず河野が自慢のハイトーンボイスを実演。あまりの高音に「ガラスが割れそう」と思わず千葉がこぼす。大平は「美容が大好き!毎日スチーマーを顔にあてて、日焼け止めは必須です」と、美容番長っぷりをアピール。川西と鶴房は、ともに雑誌の企画である「国宝級イケメン」にノミネート。「僕はNEXT枠なので、これから頑張ります」と鶴房が言えば、川西は「選出されて嬉しいです」と語った。川尻のアピールポイントは、いわゆる“ゲラ”。「すぐ笑っちゃうんです。メンバーの誰が何を言っても笑うので、“JO1のすべり止め”と言われています(笑)」。

豆原はものまね。「ドラゴンボール孫悟空のものまねをします!」と披露するも、笑ったのはゲラの川尻のみ…。「辛いものに強い」という佐藤は、どのくらいの辛さまで耐えられるかMC二人から色々訊かれた結果、「辛いものが好き」ということに。木全はコサックダンス。「小学生の時に踊っていたらできるようになりました」白岩は「50音何を言われても芸人さんの名前を答えられます」とのことで、MC二人も参加してクイズ大会になり盛り上がった。與那城は鍛えあげた肉体美「筋トレが趣味で毎日やっています」。筋肉を披露すると「おぉ」と声が上がっていた。

話題は自粛期間中のことに。デビュー決定の数ヶ月後にコロナ禍に見舞われ、グループとして危機的な状況に。そこで彼らが打った手はSNSでの発信だった。「発信したことをJAMの皆さんがバズらせてくれて、本当にありがたかったです。すごく助けていただきました」と木全。

そしてお待ちかね、千葉の曲振りの時間に。今回はライヴで初めて椅子を使ったパフォーマンスをするということで、JO1から「椅子を使った、かっこかわいい曲振りを」というリクエストが。無難にやり遂げる千葉を見て「やばい、本当にかっこ可愛かった!(笑)」と、興奮を隠せないJO1であった。

さらに話題は、JO1が尊敬しているアーティストについて。上がったのがBIGBANG。「歌もダンスも唯一無二。憧れの存在です」と佐藤が語れば、大平も「中学生の時初めて見たのですが、アーティストとして無茶苦茶カッコ良かったです」と続く。そんなJO1が披露する2曲目のBLOODSONGが、BIGBANGの『FANTASTIC BABY』。與那城が「僕らも披露するのが初めてなのでかなり緊張していますが、頑張ってやり切りたいと思います。BIGBANGさんの魅力を出しつつ、僕らなりの個性も表現できたらいいなと思います」と語る。

「よろしくおねがいします!」と、メンバーそれぞれが元気にあいさつをしつつ、スタジオに入るやいなや、空から雪が舞い落ちる映像を使った大掛かりなセットを目の当たりにし「きれい!」「すごい!」と、口々に感嘆の声をあげる。スタンドインをすると、各々で発声練習やフォーメーションの確認を入念にチェック。新曲『僕らの季節』では、椅子を使った初めてとは思えないほど息の合ったパフォーマンスを見せる。ダイナミックで力強いダンスは、アップテンポな曲調ともマッチ。

【画像】JO1のライヴパフォーマンス(全10枚)


UNCUTの撮影では、三台のスマホを駆使して10人の勇姿を余すところなく撮影。いつも以上にカメラを意識したパフォーマンスになっているため、ライヴ以上に目線がバチバチに合うこと間違いない。メンバーの息遣いまで感じることができるリアルな映像は、smash.で堪能してほしい。

(C)日本テレビ

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