大分トリニータの片野坂知宏監督が、19日に控えた天皇杯決勝の浦和レッズ戦の前日記者会見に出席した。

2016年に大分の指揮官に就任した片野坂監督。当時J3リーグに所属していた大分を就任1年目で優勝に導くと、2018年にはJ2で2位となり、見事J1に復帰させた。

しかし、就任6年目となった今季は2節を残してJ2降格が決定してしまい、11月にクラブが退任を発表。それでも、天皇杯では川崎フロンターレを準決勝で破るなどの快進撃を見せ、浦和の待つ決勝まで上り詰めている。

大分でのラストゲームを迎える片野坂監督は、会見で試合に向けた意気込みを伝えた。決勝戦まで来れたことに満足感を示しつつも、普段通りのルーティンは変わらないことを強調し、平常心を心がけた。

最後の試合ということで、いろいろな思いがあります。今シーズンもこれまでもそうですが、目の前の試合に対してはしっかり準備して、勝てるゲームをできるようにしてきました。そのルーティンは明日も変わりません」

「スタジアムが国立競技場ということで、芝生も良く、私自身もファイナルまで戦えることに幸せを感じています」

「ただ、サッカーになれば、浦和さんに対して準備してきたこと、そして選手がどれだけ躍動できるかということが大事だと思います。そういうことに目を向けて勝てるゲームをできるように集中したいです」

そして、サポーターに向けたメッセージを求められた片野坂監督。決勝戦ということを意識し過ぎず、ファンの期待に応えたいと口にした。

「チケットが完売したということで、浦和さんのサポーターも含めてたくさんの方が見に来ると思います。大分からもたくさん来てくれると思うので、すばらしい試合をしたいです」

「強豪の浦和さんに対して、ファイナルということを意識し過ぎず、どれだけ自分らしいサッカーを思い切って表現できるかが大事だと思います。そのためにサポーターも力を貸してくれると思うので、期待に応えられるようにしたいです」

また、優勝した場合は来季J2からのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場となる大分。浦和に勝ち、大分が来年アジアの舞台で戦う姿を楽しみにしたいと指揮官は語っている。

「J2からアジアというのは今までないことですし、J2だろうがJ1だろうがACLへ進出するチャンスをもらっているので。出場が決まったときには、大分という土地、そしてトリニータというクラブがどういうサッカーをするかということをアジアに向けて発信することが来年期待されると思います」

「J2のクラブでも戦えるということを示してくれると思います。明日の決勝で勝ってACL出場権を得て、来季を楽しみにしたいと思います」

レジェンドベッケンバウアー」がサカつくRTWに登場!
スペシャルログインボーナス開催
https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD?pid=worldsoccer2112%26af_web_dp=http%3A%2F%2Fsakatsuku-rtw.sega.com%2F%26c=worldsoccer2112%26is_retargeting=true%26af_inactivity_window=3d%26af_dp=ryan.app%3A%2F%2F&c=sega_20211215_rss_nico' target='_blank'>>>詳しくはこちら

サムネイル画像