18日、中山競馬場で行われたG3・ターコイズステークスは、4番人気のミスニューヨークが直線一気の末脚を発揮して重賞初制覇。最後方での待機策が見事にハマり、豪快な末脚が炸裂した。

ターコイズステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ミスニューヨーク
M.デムーロ騎手
「すごいですね。やっぱりこの間も馬群の内で、ちょっと4コーナーでトラブルあって、本当に馬混みをすごく気にする馬です。上手く出たらジッと下がったけど、ちょっとスタートがやっぱり遅かった。出遅れて、流れも本当に良かったからスムーズに行きたい気持ちがあって、馬の気持ちも一番大事。この馬をもう何回も見ているし、調教も何回も乗っているし、瞬発力がすごくてハンパないですね。思った以上に伸びましたね。ムチを持ち替えたかったけど、時間無かったですね。もうアッという間にゴールの瞬間だった。この間、重賞に出てまわりも強かったけど、チャンスあると思っていたけど、やっぱり上手くいかなかった。今回も状態は変わらなかったし、今回も信じて、勝つことは出来ました。馬の能力は十分重賞獲れますね」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 18日、中山競馬場で行われた11R・ターコイズステークス(G3・3歳上オープン・牝・ハンデ・芝1600m)で4番人気、M.デムーロ騎乗、ミスニューヨーク(牝4・栗東・杉山晴紀)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に3番人気のアンドラステ(牝5・栗東・中内田充正)、3着にギルデッドミラー(牝4・栗東・松永幹夫)が入った。勝ちタイムは1:32.8(稍重)。

 1番人気で池添謙一騎乗、スマートリアン(牝4・栗東・石橋守)は7着、2番人気で田辺裕信騎乗、マルターズディオサ(牝4・美浦・手塚貴久)は8着敗退。

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末脚炸裂

 4番人気に支持されたM.デムーロ騎乗、ミスニューヨークが嬉しい重賞初制覇を飾った。勝負どころでは最後方で末脚を温存し大外を回って直線へ。激しい追い比べとなったゴール前で一閃、あっという間に先行各馬を交わしていき、見事な差し切りを決めた。

ミスニューヨーク 17戦5勝
(牝4・栗東・杉山晴紀)
父:キングズベスト
母:マンハッタンミート
母父:マンハッタンカフェ
馬主:髙昭牧場
生産者:高昭牧場

【全着順】
1着 ミスニューヨーク
2着 アンドラステ
3着 ギルデッドミラー
4着 フェアリーポルカ
5着 ジュランビ
6着 イベリス
7着 スマートリアン
8着 マルターズディオ
9着 ムーンチャイム
10着 レッドフラヴィ
11着 ドナウデルタ
12着 クリノプレミアム
13着 サンクテュエール
14着 ドナアトラエンテ
15着 スマイルカナ
16着 アクアミラビリス

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