インテルのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(34)に、トッテナム行きの噂が立っている。

2年間を過ごしたバルセロナから、昨夏にインテルへと加入したビダル。ユベントス時代にも指導を受けたアントニオ・コンテ監督のもと、昨季は負傷に見舞われながらも、主力としてセリエAで21試合に出場し、クラブの11年ぶりとなるスクデット獲得に貢献した。

しかし、今夏にコンテ監督が退任となり、シモーネ・インザーギ監督が就任すると序列が低下。2年目の今季は、ここまでリーグ戦12試合に出場するも、先発で起用された試合はない。

そうした現状には、ビダルも不満を抱えている模様。ある関係者の言葉をチリ『La Tercera』が伝えた

アルトゥーロは、チームでの自分の居場所の少なさにとても失望している。今年は自分の年だと考えていたのだろう。チャンピオンズリーグレアル・マドリー戦では、先発すると思っていたが、そうはならなかった」

インザーギ監督は彼を説得できず、それが不満となっている。インテルに残らない可能性が高い」

また、その関係者は移籍先についてもコメント。厚い師弟関係を築いているコンテ監督が就任したトッテナムが、選択肢の一つとなっているようだ。

インテルで指揮を執っていたコンテ監督が、彼に連絡を取り、ロンドンへの移籍が可能かどうかを確認した。アルトゥーロはずっとイングランドプレーしたいと思っていたし、トッテナムへの移籍という選択肢を彼は拒んでいない」

なお、チリ『La Tercera』は別の移籍先候補として、フラメンゴの名も挙げている。

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