12月19日、阪神11Rで行われた第73回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン・G1・芝1600m・15頭立て・1着賞金=7000万円)は、武豊騎乗の3番人気、ドウデュース(牡2・栗東・友道康夫)が勝利。無傷の3連勝でG1初制覇を成し遂げた。勝ちタイムは1分33秒5(良)。

 2着に1番人気のセリフォス(牡2・栗東・中内田充正)、3着に4番人気のダノンスコーピオン(牡2・栗東・安田隆行)が入った。

【武豊日記】近いうちに実ることもあるはずです

武豊 22回目の挑戦で初勝利

 競馬界のレジェンド、武豊騎手が22回目の挑戦で初めて朝日杯FSを制した。レースでは中団でしっかりと折り合い、虎視眈々と末脚を温存し直線勝負へ。先に抜け出した1番人気のセリフォスを目掛けてゴール前できっちり差し切った。武豊騎手は22度目の挑戦でこのレース悲願の勝利となった。また同馬の馬主であるキーファーズは国内G1初制覇。

 朝日杯フューチュリティステークスを勝ったドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)キーファーズ。通算成績は3戦3勝で重賞は初勝利。鞍上の武豊騎手は同レース初勝利。管理する友道康夫調教師は2勝目。