サガン鳥栖は20日、金明輝監督(40)の退任を発表した。

金明輝監督は2012年に鳥栖のスクールコーチとして指導者キャリアをスタートさせ、各世代の指揮官も歴任。2018年10月からマッシモ・フィッカデンティ元監督の後任としてトップチームを率い、2019年からルイス・カレーラス元監督の下でコーチを務めた。

だが、同年5月から再び指揮官に。今季は明治安田生命J1リーグで7位フィニッシュに導いたが、その裏で選手へのパワーハラスメント行為でJリーグの調査を受けており、結果待ちという状況だった。退任決定を受け、クラブを通じて別れの挨拶をしている。

「私、金明輝は、今シーズンをもってサガン鳥栖を離れる決断をいたしました。まずは改めて11年間、サガン鳥栖という素晴らしいクラブで働けたことに感謝します」

「たくさんの思い出がありすぎて何から伝えていいのかわかりません。
私の指導者人生はサガン鳥栖に育てられ、サガン鳥栖に全てを捧げてきました。選手として何も残せなかった私をアカデミースタッフとして招き入れて頂き、アカデミースタッフと共に強いサガン鳥栖ユースの基盤作りに貢献できたこと、トップチームで活躍する選手をJ1のピッチに数多く送り出せたことを嬉しく、そして誇らしく思います」

「それもひとえに、関わってくれたスクール生、アカデミーの選手たち、それぞれの保護者の皆様のおかげです。未熟だった私に全力でついて来てくれ、暖かく見守って頂き本当にありがとうございました。トップチームの監督になった2018年10月から今までたくさんの選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、そして日本一のファン・サポーターに支えられ、戦ってこれました。凄まじい残留争いをした時、試合当日を迎えるのが怖かったことを今も鮮明に覚えています」

「また、コロナ禍における無観客での試合を経験し、ファン・サポーターの大切さを改めて痛感しました。今シーズンはチームワーク、一体感をベースに選手、スタッフ、サポーターが一岩となり、最高のゲームを幾度も披露し、たくさんの勝利をあげることができました。最高の選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、ファン・サポーターと共に戦えたことを嬉しく思うと同時に誇らしく思います。サガン鳥栖無くして今の私はありません」

「そして今シーズン、私の指導者としての未熟さゆえに、たくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。またいつか成長した姿をお見せできる日がくることを楽しみにしております。今後のサガン鳥栖の繁栄を心より願っております。11年間本当にありがとうございました。最後にどんな時も僕を支え、辛い時も共に乗り越えてくれた家族、両親に改めて感謝したいと思います」

なお、金明輝監督の退任を受けて、代表取締役の福岡淳二郎氏もコメント。進退については本人からの申し出もあり、双方で協議の結果、退任という結論に至ったという。

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