鹿島アントラーズは20日、来季に向けた新ユニフォームのデザインを発表した。

今季は序盤の躓きが響き、終盤に猛追を見せるもリーグ戦4位に終わった鹿島。ルヴァンカップ天皇杯でも準々決勝で敗退し、クラブ創設30年の節目にタイトルを手にすることができなかった。

"常勝軍団"の復活に向けた来季のホームユニフォームは、チームカラーの基本となるエンブレムからインスピレーションを得て、ディープレッド、グレー、ダークネイビーのカラーコンビネーションを初採用。

次の10年に向けた「革新と挑戦」、これまで積み上げてきた「歴史と伝統」を表現し、モダンクラシックさを融合させたデザインとなった。

ショーツにはクラブ史上初となるグレーを採用。両脇からショーツに繋がるサイドラインにはダークネイビーを用いることで、引き締まった力強さを演出している。

アウェイキットはこれまでタイトル獲得の際に着用している「ビクトリーホワイト」をベースカラーに、チームの歴史と伝統、クラブとともに歩む地域の要素を融合させた幾何学模様をデザイン。鹿島神宮の重要文化財に指定されている「桜門」の屋根構造からインスピレーションを得た模様で、白と同系色のライトグレーでグラフィックパターンを描くことで奥行きも表現した。

また、アクセントカラーとして首周り、袖のリブ、両脇からショーツにかけて繋がるサイドラインにディープレッドを採用している。

クラブ史上初となる欧州人監督のレネ・ヴァイラー氏が指揮を執る来季の鹿島。タイトル奪還に向けての「革新と挑戦」が期待される。



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