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パトランプや専用タブレットを装備

アルピーヌは、フランス国家憲兵隊の緊急対応チーム向けに、特別仕様のA110を製作した。商用車の改造を専門とするフランスのドゥリソッティ(Durisotti)社が架装を行っている。

【画像】パトカー仕様のA110【標準モデルと写真でじっくり比較】 全112枚

ボディには緊急車両特有のカラーリングが施され、フロントとリアに反射材のデカール、ルーフにブルーのフラッシュライトが装着されている。パワートレイン標準モデルと同じ1.8L 4気筒エンジンを搭載し、最高出力255ps、最大トルク32kg-mを発生する。

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フランス国家憲兵隊仕様のアルピーヌA110    アルピーヌ

室内には、警察無線やあらゆる緊急事態に対応するタブレットなど、多くの専門機器が搭載されている。

アルピーヌは、A110が「警察車両の近代化・若返りに貢献する」としている。

憲兵隊が高速道路巡回任務に採用

A110は憲兵隊の緊急対応チームに配備され、高速道路における車両追跡や交通安全任務を担う予定だ。

今後4年間でわずか26台が製造され、そのうち2台は訓練用に使用される。2022年初頭に憲兵隊への納入が始まる予定となっている。

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フランス国家憲兵隊仕様のアルピーヌA110    アルピーヌ

ルノー・グループのスポーツモデルがパトカーとして採用されるのは、これが初めてではない。ルノーフランス国家警察捜査介入部(BRI)の歴史は1966年まで遡り、初代A110が国内初のBRI専用車両として採用されたのだ。

その後、アルピーヌA310ルノー18ターボ、21ターボメガーヌIDE、メガーヌ3RSにも独自の緊急サービスモデルが登場している。

また、スポーツカーの警察車両は世界各国で見ることができる。ドバイ警察だけでも、アストン マーティンOne-77、ブガッティ・ヴェイロンフェラーリFF、ランボルギーニ・アヴェンタドール、さらにマクラーレンメルセデスAMGなど、複数のハイパフォーマンスモデルを観光地巡回に使用しているのである。


アルピーヌA110のパトカー仕様公開 フランス国家憲兵隊が採用 1.8L直4で255ps