2日に行われた『M-1グランプリ2021』(テレビ朝日系)決勝進出者発表の記者会見で司会を務めていたお笑いコンビ・麒麟の川島明は、26組が出場した準決勝の舞台も全組見て自分なりの採点を行ったという。現場で生の漫才を見て優勝の本命だと予想したのは、吉本の後輩ではなくマセキ芸能社ナイツ以来の決勝進出を果たした「モグライダー」だったのだ。

12月19日、ラジオ番組『川島明ねごと』(TBSラジオ)が放送されていた時間帯は『M-1グランプリ2021』決勝の真っ只中だった。川島明がMCを務める朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)のレギュラーである見取り図ニューヨーク東京ホテイソンは敗者復活戦に回ったため、その結果も気になっていたようだ。

川島は決勝に進出する9組のうち8組を当てたのだが、二重丸を付けたくらい高評価だった女性お笑いコンビ・ヨネダ2000が敗退したのが意外だったらしい。実際に今回の準決勝の審査は大変揉めたらしく、記者会見の配信が始まる15分前になっても裏から怒号が聞こえ、なかなか決まらなかったのだ。例年ならファイナリストの名が載った台本を見ながら「この子やったら、あれ喋れるな」「この子、出身どこなのかな」とかシミュレーションする時間があったのだが、ギリギリまで選考に時間がかかったそうである。

そんな川島が『M-1グランプリ2021』のチャンピオンに予想したのがモグライダーで、「単勝ですね」「出番が中盤から後半やったら、もう場外ホームラン」と述べていた。今大会のモグライダーの順番は1番目で8位という結果に終わっているが、高得点が出にくいトップバッターの中では歴代最高点を叩き出しており、川島だけでなくネット上でも彼らのファーストラウンドの漫才は「後半で見たかった」という声が多かった。また川島はツッコミ担当の芝大輔の容姿にも注目し「ロカビリーっぽい。あれはもう、常人じゃ出せない色気」と惚れ惚れしたそうで、「ちょっとカズレーザーっぽい雰囲気もある、大人の余裕というかね」と男から見ても魅力的だったらしい。

そのメイプル超合金のカズレーザーも10日放送のラジオ番組『週刊!しゃべレーザー』(静岡放送)で「モグライダーさんが優勝してくれたら、でも決勝残っててくれたら十分ですけど、優勝してくれたら本当に日本のお笑いは変わる」と絶賛し、「最初はともしげさんの方がフューチャーされると思うけど、我々は芝さんの方だから」と語っていた。来年はモグライダーを、数多くのテレビ番組で見たいものである。

画像2枚目は『モグライダーともしげ 2021年12月21日付Twitter「【モグライダー12月後半】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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