江口のりこ主演ドラマ「SUPER RICH」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の最終話となる第11話が、12月23日(木)に放送される(※放送時間繰り下げの場合あり)。このほど、宮村空を演じた町田啓太クランクアップを迎えた。

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同ドラマは、“幸せのカタチ=スーパーリッチ”を追い求めるベンチャー企業「スリースターブックス」の社長・氷河衛(江口)の波瀾(はらん)万丈な半生を描くオリジナルドラマ。仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情が映し出される。

町田の最後のシーンは、衛、春野優(赤楚衛二)、空の3人がそろって話をするシーン。青空の下で撮影は順調に進み、ラストカットのOKが出ると町田はほっとした表情を見せた。

座長の江口から花束を手渡されると、「終わってしまいましたね…」とかみしめるようにつぶやき、「(撮影は)4カ月くらいありましたが、長くもあり短くもありました。本当に温厚なチームで、僕自身も救われましたし楽しかったです」とコメント。

そして、「“幸せの価値観”という普遍的なテーマの作品でしたけれども、その“幸せの価値観”をちゃんと共有できる皆さんと撮影ができたのがすごくうれしかったです。“幸せ”、見つけていきます!」と語り、江口、赤楚とスタッフの笑顔とねぎらいの歓声、そして盛大な拍手に包まれた。

最終話あらすじ

氷河衛(江口のりこ)は、島谷聡美(松嶋菜々子)から、MEDIA社がスリースターブックスにTOB(敵対的買収)を仕掛けるという連絡を受ける。しかも、TOB後は宮村空(町田啓太)をスリースターブックスのCEOに据えると言うのだ。衛は優(赤楚衛二)とともに空に会って真偽を問う。すると空は、自分も「やりたいことをやってみたくなった」と告げる。

衛と優は、今吉零子(中村ゆり)、東海林達也(矢本悠馬)、鮫島彩(菅野莉央)たち役員を集めて事情を話す。聡美が2年前から用意周到に空のヘッドハンティングを開始したこと、MEDIAが欲しいのはスリースターブックスが持つ作品と作家のライセンスだけで、空以外の社員は不要になってしまうこと、さらに、潤沢な資金でTOBを仕掛けるMEDIAに対抗することは困難を極めることも。

それでも、衛は社員たちを守るためにMEDIAの買収に対抗して、友好的に買収、合併してくれる相手を探すことになる。

クランクアップを迎えた町田啓太(中央)を挟む江口のりこ(左)と赤楚衛二(右)/(C)フジテレビ