10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」は、パリ・東京コレクションをはじめ世界中で活躍する資生堂トップへメイクアップアーティスト・計良宏文氏をメイン講師に迎え、これからの時代の多様な美を学ぶ新たなプログラム「我美と作美(わびとさび)」を、2022年1月に開講します。


資生堂が運営するヘアメイクスクール「SABFA(サブファ)」と、世界で10億人以上の利用者を抱えるビジュアルコミュニケーションプラットフォーム「Instagram」の協力により実施する本プログラムでは、クリエイターや研究者による全7回の講義および実技を通して、社会と共に移り変わりながらも普遍的な美意識のあり方を学び、自分にとっての美を探究し表現することに挑戦します。ゲスト講師には、ファッションブランド「writtenafterwards」デザイナーおよび国際的なクリエイターを多く輩出するファッションスクール「coconogacco」代表でありGAKU ディレクターも務める山縣良和氏をはじめ、LGBTQ+ の当事者として啓発活動も行うメイクアッ
プアーティスト / 僧侶の西村宏堂氏、女性の“盛り”を研究するメディア環境学者・久保友香氏、コム デ ギャルソン・オム・プリュスや Off White のパリコレクションにヘッドピースが採用されたアーティスト・下田昌克氏を迎え、美とその表現について多角的に考察していきます。最終課題では10代の生徒一人一人が自身にヘアメイクアップを施し作品を発表。講評の後に Instagram を用いた効果的な発信方法を学びます。

プログラムへの参加は、GAKU 公式HP にて申し込み受付中。様々な角度から美を学び表現する新たなクリエイティブプログラムにご注目ください。



ステイトメント                 

メイクアップを通して多様な美をつくる。

美しくありたい。美しいものを手にしたい。
人は有史以来、美しさを追求してきました。おそらくその気持は人類に普遍的なものです。

では、美しさとはどのようなものでしょうか。
それは時代や、社会環境によって揺れ動き、更新されていくものでもあります。

それは言葉にも表れます。
ルッキズム」。外見だけに着眼して、人に優劣をつける習慣への反省からなるものです。
「ジェンダー」。男女間の格差や男らしさや女らしさといった固定概念への反省からなるものです。
美しさを更新し続けることで、人類は、
自分たちが向かう方向性を指し示しているのかもしれません。

この授業では、様々な人がつくる「美」について学びます。
時代によって変わる美しさ、変わらない美しさ。自分にとっての美しさ、人から見た美しさ。

これからの美意識をつくっていく10代のみなさんが、
自分にとっての「美」を表現することに挑戦します。

GAKU事務局






プログラム                   

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・計良宏文氏をメイン講師に迎え、クリエイターや研究者による講義や実技による全7回の授業を開催。前半では、クリエーションの原点となる美意識を磨くために美が持つ多様性を学び、後半では、実際の表現を行うためのメイクアップにまつわる基本的な技術を学んでいきます。最終課題は、仮面やウィッグ、化粧を用いて作品を制作し発表。10代の生徒一人一人がクリエイターとして作品の制作や発信をしていきます。

メイン講師: 計良 宏文(資生堂トップヘアメイクアップアーティスト / SABFA 校長)
1992年資生堂入社。パリコレなどのファッションショーや広告のヘアメイクを多く手掛ける。2019年に公立美術館において日本初のヘアメイクアップアーティストによる個展を開催。東京2020パラリンピック開会式ヘアメイク担当。
*第1回・4回・6回の授業に登壇。


第1回 「美しさの個人史」 2022年1月5日( 水 ) 17:00 - 19:00 at GAKU
それぞれの個人の歴史から、美の原点を探る。

ゲスト講師: 山縣 良和(writtenafterwards デザイナー/ coconogacco 代表/ GAKU ディレクター)
1980年鳥取生まれ。2005年セントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッションデザイン学科ウィメンズウェアコースを卒業。2007年4月自身のブランド 「writtenafterwards( リトゥンアフターワーズ)」を設立。2015年日本人として初めて LVMH Prize にノミネート。 デザイナーとしての活動のかたわら、ファッション表現の実験と学びの場として「coconogacco」を主宰。2019年にはThe Business ofFashion が主催するBOF 500 に選出。2021年第39回毎日ファッション大賞 鯨岡阿美子賞を受賞。

第2回 「美しさと社会」 2022年1月21日( 金 ) 17:00 - 19:30 at GAKU
地域・時代・文化など社会によって形成される美意識を学び、感性を深める視点を得る。

ゲスト講師: 久保 友香(メディア環境学者)
2000年、慶應義塾大学工学部システムデザイン工学科卒業。2006年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(環境学)。専門はメディア環境学。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、東京工科大学メディア学部講師、東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員など歴任。著書に『「盛り」の誕生ー女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識ー』(太田出版、2019年)。

第3回 「美と多様性」 2022年2月2日( 水 ) 17:00 - 19:30 at GAKU
美の固定観念から自由になり、自分の美を探求する。

ゲスト講師: 西村 宏堂(メイクアップアーティスト / 僧侶)
メイクアップアーティスト/僧侶。1989年東京生まれ。NY のパーソンズ美術大学を卒業。ミス・ユニバース世界大会やNY ファッションウィークなどでメイクを行い、世界的に高い評価を得る。2015年に浄土宗の僧侶となる。LGBTQ 活動家として講演を行うほか、Netflix 番組「Queer Eye」にも出演。2021年、TIME 誌「Next Generation Leaders」選出。

第4回 「ヘアメイクの基礎技術」 2022年2月16日( 水 ) 17:00 - 19:30 at SABFA
資生堂が運営するヘアメイクスクール「SABFA」を訪問し、計良氏の技術を間近に体感。ヘアメイクの基礎技術や色彩理論を学ぶ。

第5回 「仮面制作」 2022年3月2日( 水 ) 17:00 - 19:30 at GAKU
髪や化粧に止まらないヘアメイクアップのアプローチを学び、表現の可能性を広げる。

ゲスト講師: 下田 昌克(絵描き / アーティスト)
1967年兵庫県生まれ。絵描き。1994年から2年間、旅先で出会った人々のポートレイト色鉛筆で描き始める。2011年よりプライベートワークでハンドメイドの恐竜の被り物をつくり始める。2018年のメンズコレクションのショーにてコム デ ギャルソン・オム・プリュスにそのヘッドピースが採用され、パリコレに恐竜が登場した。また、パリにて開催されたOff-White™ 2021FW のランウェイショーでは下田によるヘッドピースをまとったモデルたちが滑走。近著に「恐竜人間」(パルコ出版)「恐竜がいた」(スイッチ・パブリッシング)絵本『死んだかいぞく』(ポプラ社)など。
https://www.instagram.com/shimodamasakatsu/

第6回 「発表と講評」 2022年3月13日( 日 ) 17:00 - 19:30 at GAKU
「新しい自分」をテーマに、様々なアプローチから作品を制作・発表する。
*第6 回のみ、日曜日開講。 *11:00~17:00 はGAKU を制作スペースとして開放。
*ゲスト講師: 山縣 良和

第7回 「美しさの発信」 2022年3月30日( 水 ) 17:00 - 19:30 at GAKU
Instagram を通じて個人の表現を世界に効果的に発信する。
*ゲスト講師: 未定



協力企業情報               

Instagram
写真や動画を投稿して繋がるビジュアルコミュニケーションのプラットフォームで、利用者は全世界で10 億、日本で3300 万以上。家族や友だちなど大切な人や、趣味・関心と繋がる場を提供している。
https://www.instagram.com/

SABFA
資生堂が運営するプロのヘアメイクアップアーティストを育成するためのスクール。広告や雑誌等で活躍する資生堂ヘアメイクアップアーティストから直接指導を受けられ、働きながら通えるコースが充実。仕事ですぐに生かせる知識、確かな技術、アーティストに欠かせない美意識と感性を磨く学校。
https://sabfa.shiseido.co.jp/



GAKU概要                

名称   GAKU(ガク)

場所   渋谷 PARCO 9 階(東京都渋谷区宇田川町 15-1)
運営   LOGS inc.(ログズ株式会社 東京都中央区日本橋横山町 7-14)
公式 HP https://gaku.school
問合せ先 info@gaku.school




お問合せ先                 

本件に関するお問い合わせは、下記担当者までご連絡ください。
杉田聖司(スギタセイジ) sugita@gaku.school

配信元企業:ログズ株式会社

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