プロ野球北海道日本ハムファイターズの“BIG BOSS”こと新庄剛志監督(49)が21日、都内で開催された「BITPOINT BIGBOSS就任発表記者会見」に出席した。先月行われた監督就任の会見では「これからは僕が監督像というものを変えていきます」と宣言して、「監督って皆さん呼ばないでください。BIG BOSSでお願いします」と呼びかけていたが、その愛称“BIG BOSS”の誕生秘話が語られた。

大音量とスポットライトが点滅するなか、ド派手に登場した新庄剛志監督。ブルーの羽織袴姿で手に扇子を持って「BITPOINT(ビットポイント)のBIG BOSSビッグボス)に就任した新庄です」とにこやかに挨拶した。

“監督”と呼ばずに“BIG BOSS”と呼んで欲しいという新庄監督は、すっかり「BIG BOSS」という呼び名が定着している。この由来について新庄監督が明かした。「バリ島に住んでいたときにハーレーダビッドソンを買いに行ったんですよ。(店の)玄関入って2分後に『これ頂戴!』って現金を出したら、アントンというスタッフが『BIG BOSSだ!』って」とバリ島のショップの店員アントンさんが“BIG BOSS”の名付け親だという。「普通はBOSSらしいんですけど、そんな2分で決める人間いないや…って」とアントンさんが驚いて“BIG”を付けて呼んだそうで、それを聞いた新庄監督は「響きがいいな」と気に入り「それでみんなに『“BIG BOSS”だから、そう呼んで』って。それをただ会見で言っただけ」と説明すると「面白いでしょ?」と笑った。

このたび暗号資産取引所「BITPOINT」のブランドアンバサダーに就任した新庄剛志監督だが、「監督会見で“BIG BOSS”という言葉を言っていなかったら、(アンバサダーに)採用されていないとかないですよね?」と代表取締役社長・小田玄紀氏に確認した。すると「“BIG BOSS”というキーワードは大きかったんではないか」と回答があり、「やったー。不思議なもんですね、人生って。(BIG BOSSの)一言でこういうふうな契約を結んでもらえるというのは嬉しいですね」と“BIG BOSS”の意外な効果に喜んだ。

ところが肝心のBITPOINTについて「さっぱり分からない」という新庄監督は、このアンバサダーのオファーにも「ボカーンですよね。BITPOINTって何なんだろう」と疑問に思いながら「流行っているんですか?」と聞いたら「これからです」と言われ、「じゃあ面白いじゃないか」と引き受けたという。

「僕、新しいことが大好きでワクワクします」と胸を踊らせる新庄監督は、最近はテレビ番組の収録や撮影で忙しい日々を送りつつ、野球のことで頭がいっぱいだという。「いろんなYouTubeの素晴らしい監督の映像を観て勉強して一日を過ごす。それが楽しいんです。筋肉の限界はありますけど、脳の限界はないと思うので、今は脳のパンプアップを毎日しています」と監督業にやる気満々の様子。小田玄紀社長には「頑張ってほしくない。楽しんでほしい。苦労を楽しみながらお互いに上を目指しましょう」と声をかけていた。

新庄剛志監督が出演するTVCMは2022年元日から放送予定。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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