19日に行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2021』で優勝した錦鯉は、記者会見の後はネットの生配信番組に出演し翌日は生番組を5本はしごするなど多忙を極めている。錦鯉は長谷川雅紀が50歳というのはネタにもしており有名だが、相方の渡辺隆も43歳と決して若い方ではない。錦鯉と何度か共演している爆笑問題は、自分達とほぼ同年代の長谷川の体調を本気で心配しているようだ。

歴代の『M-1』王者も大会後に仕事のスケジュールが激変したと語っている。2019年に優勝したミルクボーイは、21日放送のラジオ番組『ミルクボーイの火曜日やないか!』で当時のスケジュール帳を見ても半分も思い出せないほど「とにかく忙しかった」と振り返っていた。どこの番組に行っても『M-1』の漫才を披露し、その合間に取材や打ち合わせ、急遽決まったイベント出演などマネージャーに指示されるまま、とにかく仕事をこなすだけで精一杯だったようだ。仕事が終わると夜遅くにホテルに戻り、楽屋から持って帰った弁当だけでは足らずカップラーメンも食べる。だが「腹は減るけど、あの時は食べても食べても太らんかった」と駒場孝が言えば、内海崇は不規則な生活が続き「むしろ痩せた」そうである。だがミルクボーイは大阪でも仕事があったので、新幹線の移動時間に寝ることができたが、錦鯉は東京の仕事がメインなので睡眠時間を確保するのが大変だろうと話していた。

今年9月に終了した『爆笑問題霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系)では、錦鯉を昨年の『M-1グランプリ』前から密着取材を行ったり、スタジオにも何度か呼ばれている。21日深夜放送の『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で今回の錦鯉の優勝を喜んでいた爆笑問題の2人だが、これから超多忙になる自分達と6歳しか違わない長谷川雅紀の体調を気遣っていた。爆笑問題も一番忙しい時は全局でレギュラーを抱え、分刻みのスケジュールをこなしていたという。「だけど、まだ若かったから」と、当時は30代だったから何とか体力が持ったのだと話す。長谷川に関しては「あの歳でさ、全部のワイドショーをパンパン、パンパンやって、そこでネタやるわけだろ」「大丈夫なのかって思うよね」と、太田光は本気で心配していた。

年末年始の特番の収録はほぼ終わっているが、正月に生放送されるネタ番組や情報番組などにも錦鯉は呼ばれるだろう。「倒れるんじゃない? 年明けとかになったら」と太田が言うと、「気をつけないとダメだよね、あの歳は」と今年1月にくも膜下出血脳梗塞を発症し緊急搬送された田中裕二は、本当に気をつけてほしいと話している。渡辺隆はしっかりしているので何とかやるだろうが、心配なのは何といっても長谷川なのだという。体を壊しては元も子もないので、健康には十分注意して欲しいものだ。

画像2枚目は『渡辺隆(錦鯉) 2021年12月20日付Twitter「M-1グランプリ2021優勝しました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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