人気お笑いコンビ・EXITが、23日生配信の『アベプラ』（ABEMA NEWSチャンネル）にレギュラー出演。18日に急逝した女優・神田沙也加さんの死をめぐる報道について、りんたろー。が声を震わせながら持論を述べた。
■報道のあり方を考える
18日に滞在中の北海道で亡くなったことが伝えられている神田さん。各メディアでは、遺族である神田正輝・松田聖子夫妻への取材や、死の理由を推察する報道が相次いでいる。
しかし、ネット上ではこうした報道姿勢や「いのちの電話」がセットで紹介されることへの批判が根強く、番組は「報道の正義を考える」として出演者が意見を交わすこととなった。
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■神妙な顔つきで…
最初にコメントを求められたりんたろー。は、神妙な顔つきで言葉を選ぶように「あくまで憶測なんですけど」と前置き。
続けて、「メディアのこの感じとかSNSのこの感じとかも、たぶん、彼女の心の現在地を見失わせたじゃないですけど、原因のひとつじゃないかなってすごく思ってて」とコメント。神田さんの心中を察した。
■受け手側の態度にも触れる
さらに、「いつまでこんなこと繰り返すんだろうなって思いがすごくあって」と報道姿勢に辟易した様子を見せるりんたろー。その胸には思いがあるようだが、「だから… なんですかね…」と慎重に言葉を紡ぎ出していく。
ここで言葉がまとまったのか、「僕たちもあんまり知りたがるのも良くないかなっていう傾向？」「たぶん、みんながなんとなくわかってて、そういう理由で心に闇を抱えてて亡くなられたんですけど、それが全てじゃないかなみたいな」と述べ、情報の受け手側の態度にも言及した。
■声を震わせる場面も
話題が話題だけに、りんたろー。はその後も「あと、何を知りたくて、何を知ったら彼女の死を止められたのかなっていう。今こうやってることで彼女が別に還ってくるわけでもないし」など、終始やるせない様子で必死に思いを伝えようとする。
すると、ここで鼻をすするような音を立て、声を震わせながら「ちょっとそこは… もう… さすがに、いろいろ変えていかなきゃいけないんじゃないかなっていう気はしますけどね」と報道のあり方に疑問を呈した。
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