ベガルタ仙台は25日、鹿島アントラーズのMF遠藤康(33)を完全移籍で獲得することを発表した。

遠藤は地元宮城県出身で、塩釜FCユースから2007年に鹿島へと入団。鹿島一筋で15シーズン在籍した。

J1では通算304試合出場46得点、リーグカップでは通算55試合6得点、天皇杯では通算32試合9得点を記録した。

左利きのゲームメーカーとして多くのタイトル獲得に貢献し、J1優勝5回、リーグカップ優勝3回、天皇杯優勝3回、AFCチャンピオンズリーグで2018年に優勝していた。

鹿島でのキャリアを終え、地元へ戻る遠藤は、両クラブを通じてコメントしている。

ベガルタ仙台
鹿島アントラーズから加入することになりました遠藤康です。高校卒業まで宮城県で過ごした自分にとって、ベガルタ仙台プレーすることは故郷に帰ってきたような感覚でいます。J1昇格という目標を達成するため、勝利に貢献するとともに、これまでの経験を伝えていくことも自分の役割だと思っています。クラブ全体でひとつとなり、共に戦っていきましょう。応援、よろしくお願いします」

鹿島アントラーズ
「2022シーズンから仙台でプレーすることを決めました。2007年に加入してから15年間、アントラーズでたくさんのことを学びました。多くの偉大な先輩たちの背中を追いかけながら、常にタイトルが求められるクラブで日々戦い、サッカー選手として、人として成長することができました」

「ここ数年、苦しいシーズンが続き、もっと自分がチームに貢献しなければならなかったですし、悔しく、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。同時に、まだまだピッチでやるべきことが残っていると思っています」

「自分自身、アントラーズ以外のユニフォームを着てプレーすることはまだ上手く想像できませんが、新たな環境で新しい目標に向かって、勝利のために戦い続けたいと思います。クラブに関わるすべてのアントラーズファミリーの皆さん、応援ありがとうございました」

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