タモリが、12月28日(火)に放送されるトークバラエティー「徹子の部屋」(毎週月~金曜昼1:00-1:30、テレビ朝日系)に出演することが分かった。同番組はこれが2021年最後の放送。1978年から2013年まで、毎年1年を締めくくる最後のゲストとして出演していたタモリが8年ぶりに登場し、黒柳徹子との出会いや1977年8月の番組初出演時の思い出、2022年に喜寿(77歳)を迎える心境などを語る。

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今回、タモリは黒柳から「今年最後のお客さまは、8年ぶりご出演のタモリさんでいらっしゃいます!」と迎えられて登場。2021年はタモリがMCを務める「ミュージックステーション」(毎週金曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)が、“同一司会者による生放送音楽番組の最長放送”としてギネス世界記録に認定されたこともあり、黒柳から番組を長く続ける秘訣(ひけつ)について質問が。すると、タモリは自身の“座右の銘”とともに、心掛けていることを明かす。

そんなタモリと黒柳をつないでくれたのは、タモリが慕っていた漫画家の故・赤塚不二夫さん。タモリが赤塚さんの誘いで1975年8月、テレビ初出演(「マンガ大行進 赤塚不二夫ショー」NETテレビ※現・テレビ朝日)したとき、その生放送を見ていた黒柳が「今日、出ていた人すごかった! あれは誰?」と赤塚さんに電話をかけたことが、知り合うきっかけだった。

タモリは「今でも覚えています。あのとき、電話のすぐ横にいたんです。赤塚さんから『黒柳さんがおまえのこと見て、面白いから番組に出てほしいって言ってるよ』ってその場で言われたんですよね」と打ち明け、2人で思い出を語り合う。

そして、1977年8月に黒柳のリクエストで当時まだ無名だったタモリが「徹子の部屋」に初出演する。今回、当時の写真と音声テープで初出演時のトークを公開。2人が「徹子の部屋」で初めて交わした会話が明らかになる。

また、愛妻との世界旅行でのエピソードとして、モロッコを訪れたときの不思議な体験を告白。さらに、タモリには決して懐かなかったのに黒柳が来訪すると必ず寄ってくる愛猫・パトラの秘話や、最近困惑した出来事、2022年に喜寿を迎える心境などを語る。

黒柳は久しぶりのタモリとの共演に「タモリさんが飼っていた猫のパトラちゃんや、世の中にタモリさんを紹介した赤塚不二夫さんのお話、奥様との海外旅行のお話など、タモリさんにしかできない受け答えの一つ一つが、とても面白く、懐かしかった!タモリさんは、何をお話しになっても面白い方です!」とコメントを寄せた。

タモリが12月28日(火)放送の「徹子の部屋」に出演する /(C)テレビ朝日