前節から1週間、本来ならボクシングデー開催として大きな盛り上がりを見せるはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大でそうも言っていられない状況になった。6試合が延期となった前節に続き、今節もリバプール戦など3試合が延期に。さらに試合直前で延期となる可能性も考えられる。

そんな中で行われる第19節。前半戦最後となる今節に首位での折り返しが濃厚となったマンチェスター・シティは、ホームにレスターを迎え撃つ。ボクシングデー開催のホーム戦はここ8試合負け無しで6連勝中。一方のレスターは過去11試合でわずか1勝だが、それは2018-19シーズンのシティ戦だった。

再びの金星を狙うレスターにとってはヴァーディが頼り。フォクシーズのエースはシティ戦で2度のハットトリックを含む8ゴールを記録している。しかし、ボクシングデーにネットを揺らしたことは一度もない。なお、レスターはコロナの影響でここ2試合延期が続いていたため、リーグ戦は2週間ぶりとなる。

リバプールが休眠中の間に勝ち点差を縮めたいチェルシーはアウェイでアストン・ビラ戦。両者がボクシングデーに相まみえるのは今回で6回目。過去5試合はチェルシーの3勝2分けだが、07-08シーズンにスタンフォードブリッジで行われた前回対戦は4-4の引き分けだった。

4位のアーセナルはノリッジと対戦。ボクシングデー開催の試合は直近23試合で14勝7分け2敗。最後に敗れたのは15-16シーズンのセインツ戦となっている。対するノリッジはボクシングデー未勝利。過去7試合で1分け6敗となっており、最長の未勝利記録となっている。なお、アーセナルにとってノリッジは今季初勝利を挙げた相手だが、プレミアリーグにおいてノリッジ相手にダブルを果たしたのは04-05、13-14シーズンの2回のみである。

2週間ぶりのリーグ戦となるユナイテッドニューカッスルの本拠地に乗り込む。第4節の対戦では、クリスティアーノ・ロナウドが2ゴールを挙げて12年ぶりの復帰をド派手に飾り、ニューカッスル戦直近4試合で7ゴール目とした。また、ユナイテッドニューカッスル相手にプレミアリーグで112ゴールを挙げているが、これは同大会において同一の相手に対する最多得点記録タイとなっている。

通常より消化が3試合少ないトッテナムは、ホームでクリスタル・パレスとのダービーに臨む。トッテナムボクシングデーに行われたリーグ戦は過去14戦無敗(11勝3分け)となっており、イングランドの上位4リーグにおいて最長記録。また、ケインが今回ゴールを決めると、プレミアリーグボクシングデーにおけるゴール記録でロビー・ファウラーの9得点に並ぶことになる。

一方、クリスタル・パレスパトリック・ヴィエラ監督は、選手時代はボクシングデーのリーグ戦で8戦全勝という偉大な記録を誇っていた。

プレミアリーグ第19節
▽12/26(日)
《24:00》
マンチェスター・シティ vs レスター・シティ
ノリッジ vs アーセナル
トッテナム vs クリスタル・パレス
ウェストハム vs サウサンプトン
《26:30》
アストン・ビラ vs チェルシー
《29:00》
ブライトン vs ブレントフォード

▽12/27(月)
《29:00》
ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッド

※延期未定
リバプール vs リーズ・ユナイテッド
ウォルバーハンプトン vs ワトフォード
バーンリー vs エバートン

7日間無料トライアル実施中!『ブンデスリーガLIVEアプリ』
>詳しくはこちら

サムネイル画像