フットサルに青春を捧げる29人の“本気男子”を描いた、アニメ×アプリゲーム×フットサル試合イベントによる新型メディアミックスプロジェクト『フットサルボーイズ!!!!!』。来年1月からのTVアニメ放送開始に先がけて、12月17日に先行上映会が開催されました。
「フットサルボーイズ!!!!!」先行上映会レポート＆樫良木ルイ役・峯田大夢独占インタビュー！
出演した選手キャストは、恒陽学園から高良崚太さん（大和晴役）、石森周斗さん（榊星一役）、古田一紀さん（南雲竜役）、アーダルベルト学院から峯田大夢さん（樫良木ルイ役）、桃実高校から佐久間貴生さん（昂守希役）、天ノ川学園からTAKAさん〈CUBERS〉（桐生蓮役）、そして皇花山学園から川島慶嗣さん（天王寺刻成役）。MCは、恒陽学園フットサル部マネージャー・宇佐美智役の山下誠一郎さんが担当。まず、アニメ第1～3話上映前のキャストトークのようすをお届けします。そして、記事後半には、樫良木ルイ役・峯田大夢さん独占インタビューもあるのでそちらもお楽しみください！
■先行上映会レポート
本プロジェクトは、29人の選手に声をあてるキャストが実際にフットサルの試合をする点が最大の特徴。この2年間の練習について聞かれた古田さんは、「フットサルが自分の生活に濃密にかかわっている」と語った。そして、今年2月に開催された試合イベント・NIGHT MATCHで優勝したアーダルベルト学院キャプテンの峯田さんは、「泣くつもりはなかったんですけど、勝手に涙が出ていました」と振り返り、山下さんも「アニメやアプリに負けないドラマが生まれている」と驚きの表情を見せました。さらに、来たる12月29日に開催される次の試合イベント「Get Ready!! ハイファイカップ」について聞かれた川島さんは、「皇花山はやっと全員がそろうので、王者としての姿を見せられたら」と意気込んでいました。
続いては、アプリやアニメの話題へ。本プロジェクトで声優デビューしたTAKAさんは「収録の前から練習があったので、キャスト間でコミュニケーションがとれていた」と、アフレコを振り返った。また、TVアニメは恒陽学園の大和晴・榊星一郎がメインで描かれるため、榊を演じる石森さんは「アニメに関しては高良くんと2人で背負おうという覚悟で収録に臨みました」と力強く語りました。最後は、OP主題歌を担当する佐久間さんが「声優として初めてかかわらせていただいた作品で、主題歌を歌えることを本当に嬉しく思います」と笑顔を見せ、楽曲への思いなどを語りました。
するとここで、応援コメント動画がサプライズ上映されることに。まず福山潤さん（ハリケーン児玉役）からのコメントが上映されると、立て板に水のコメントに歓声が上がります。続いて流れたR・O・Nさん（音楽、ED主題歌）からのコメントでは、自身がサウンドプロデュースを務める佐久間さんを「元気なボーイ」と評し、佐久間さんが照れる一幕も。そして、最後に上映されたのはTAKAさんが所属するボーイズユニット・CUBERSからのコメント動画。突然のメンバーの登場にも「明日も会うし」とクールに返すTAKAさんでしたが、他キャストから「耳が赤くなっている」とツッコミや笑い声があがっていました。そんなフレッシュなキャストたちの和気あいあいとしたトークの模様と応援コメント動画はYouTubeにて配信中なので、ぜひお見逃しなく！
■樫良木ルイ役・峯田大夢独占インタビュー！
――本日アニメの先行上映会ということで、登壇されたご感想をお聞かせください。
峯田 いよいよアニメが始まるんだなと実感しました。アプリ、アニメと展開されていくことは以前からもちろん知っていたんですが、2年前からずっとフットサルの練習をしてきた僕らとしては、ようやくみなさんに見ていただけるという喜びがありました。目の前にお客さんがいて、直接その反応を感じられるのはやっぱりうれしいですね。
――先行上映会では応援コメント動画も上映されました。ご覧になっていかがでしたか？
峯田 福山さんに関しては、ただただ尊敬の念しかないです。ハリケーン児玉に兄弟がいるという架空の話を始めるとは……（笑）。この作品はすごく細かいところまで設定が作り込まれていて、僕らキャストは選手の細かな設定資料集をもらっているんですね。ただハリケーン児玉については、詳細な設定を知らされていないんです。だから本当にそんな設定があるのかと信じそうになりました（笑）。名前を呼んでいただけたのも嬉しかったですし、今後は「くん」呼びしてもらえるくらい、距離を近づけていきたいです！ それからR・O・Nさんは、素敵な楽曲をたくさん手がけてくださっているので、そんな方からコメントをいただけたことに胸が熱くなりました。この作品における音楽の父ともいえる存在ですから。貴生さんとR・O・Nさんの関係も見えて、自然と笑顔になりました。そしてCUBERSのみなさんからは、TAKAくんとの仲のよさが伝わってきましたね。すごく応援してくれているのがわかって、ほっこりしました。改めて、たくさんの人に支えられている作品なんだなと感じました。
――本プロジェクトが解禁されてから2年が経ちますが、振り返ってみていかがですか？ 得られたことや悔しかったこと、頑張ったことなどを教えてください。
峯田 実はフットサル初心者のキャストも多くて、うちのチームも最初は連携が上手くいかなかったり、個々のモチベーションや目標が違っていたりしたんです。でも去年あった最初の練習試合で恒陽に負けて悔しい思いをしてから、「次こそは！」と練習に打ち込むようになりました。僕自身はキャプテンという立場もあって、プレッシャーと責任を感じていたんです。でも、ルイが「俺が強くあることが、アーダルベルトを強くする」と言うように、まずは僕が強くなることが大事だと思って頑張ってきました。今みたいに試合が近い時期は、プロジェクトとして用意されている練習以外に、週3回自分でフットサルを習いに行くようにしています。アーダルベルトとしては、今年2月の練習試合イベントが大きなターニングポイントになりました。試合当日みんなに「緊張なんてする必要ないよ。緊張するのは、いつも以上のパフォーマンスをしようとするせいだから、とにかく今までやってきたことを一生懸命出そう」と声をかけてから試合に臨んだんです。あの日はみんなの闘志がすごくて、全員が最高のパフォーマンスをしてくれたと思います。それまでシュートを一度も決めたことがなかった宮瀬くん（京極聖役）が点を取ったときは、喜びで体が勝手に動いて、思わずハグしてましたね（笑）。その後にすぐ冷静になって「いや、まだ試合はもう少し残ってるから！」と声を掛け合って最後まで守り切って、終了のブザーが聞こえたときはなんとも言えない感情でした。試合後に、「こんなに心が震えるような瞬間は人生であと何回あるんだろう」と考えちゃったくらい、特別な経験になりました。そんな喜びをみなさんと共有できるこの環境がすごくありがたいですね。悔しいもうれしいも共有できる、ものすごいドラマがある作品です！
――熱いお話ありがとうございます。12月29日には次の試合イベント「Get Ready!! ハイファイカップ ～僕たちのデビュー戦！」が開催されますね。今回チームメンバーに声をかけるとしたら、どんなことを伝えたいですか？
峯田 実は今、うちのチームがかつてなく大変な状況に陥いっていて……。まさに今日、チームの雰囲気がよくないなと感じたので、みんなに集まるよう声をかけて「不満や心配に思っていることがあったら言ってほしい」といろいろ話したところなんです。でもみんな勝ちたい気持ちは同じですし、それだけ真剣にやっているということなので、「雨降って地固まる」となるように、ここから試合まで頑張っていきます。試合ではいつも「アーダルベルトに負けは許されない！」と円陣を組んでいるんですが、当日は「臆せずに自分のやれることを最大限やろう」とみんなに声をかけたいですね。
――いよいよ1月からアニメが放送されます。チームを代表して、ぜひここを観てほしい！というポイントを教えてください。
峯田 アニメはあくまで恒陽が主役ですが、我々アーダルベルトもライバル校として恒陽に立ちはだかるので、その強者らしい姿にぜひ注目していただきたいです。アニメにしか登場しないセイ（京極聖）とカイ（花山院快斗）の決め技もあるので、楽しみにしていてください。僕が演じるルイくんに関しては、皇花山の天王寺に囚われすぎている部分があるんですが、そういった彼の内面的な部分についても興味を持っていただけたら嬉しいですね。アプリでは恒陽以外の選手もより深く掘り下げられているので、アニメで気になった方はぜひそちらもよろしくお願いします！
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