新しいことにチャレンジする事はハードルが高い。特に日本人には難しいと感じる人が多いだろう。失敗したら傷つくし、辛い。でもやってみたい。ではどうすればいいのか。

そんな挑戦心の持ち方について、現役時代、ヤクルトなどで活躍し、引退後は楽天、巨人、西武、ヤクルトさらには侍ジャパンコーチを務めた現・BCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏と楽天で監督として共に戦ったデーブ大久保氏が現在橋上氏がおこなっているYouTubeチャンネル「橋上秀樹アナライズTV」で語り合った。

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楽天時代の2015年に大久保氏が監督、ヘッドコーチに橋上氏がつく形で共にペナントレースを戦い抜いた経験を持つ両者。

大久保氏は、周りの方々から愛されるキャラクターでありながら、指導者としても積極的に知識を得る為の新たな勉強や、様々な先輩方に臆することなくアドバイスをもらいに行く姿がこの対談の会話では目立っていた。

そんな同氏の行動力や、バイタリティーに対して橋上氏は関心を寄せていた。

大久保氏は、欧米人は新しいことに3割の人がチャレンジするのに対し、日本人は3%くらいの人しか行動に移さないというデータを紹介し、自身が飲食店に挑戦した時も100人中100人に反対されたと自分の経験にも触れ、挑戦することの難しさについて語った。

そんな同氏のバイタリティーは一体どこから来るのか。その答えについて同氏はこう答えた。

「やってだめなら、やめればいいでしょ。っていう考えは、ナベちゃん(渡辺久信氏)にも教わったことで、ナベちゃんがいつも言っていた。だから色んな事にチャレンジ出来た。」

と、現役時代・指導者時代共に苦楽を共にした元西武ライオンズ監督、渡辺久信氏の言葉がきっかけになったことも明かし、自分の生きざまについても続けて語った。

「やりもしねーで成功するかどうか考えないっていう。自由でわがままに生きていこうと思って」

と、自分の道は自分で切り開くというような、理想の自分像や生き様についても明確に持っていて生きている同氏。

そんな考え方や生き様を聞き、改めて同氏の言葉を橋上氏は思い出す。

「死ぬこと以外はかすり傷!って言葉がすごく印象に残っていて、そういう考えだったら頑張れるのかなって思って」

と、橋上氏は大久保氏のバイタリティーの秘密をこの言葉から感じていた。

大久保氏の野球界や飲食店の事業での成功の裏には、実力はもちろんの事、これらのような強い意思と、確固たる生きざまが存在するからなのかもしれない。

動画内では他にも、大久保氏の世渡り術や王貞治氏からのアドバイスについても語った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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