27日、ベルギージュピラー・プロ・リーグ第21節のシント=トロイデンvsオイペンが行われ、2-0でシント=トロイデンが勝利した。

互いにとって2021年の最終戦となったこの試合。シント=トロイデンは泥沼の5連敗中と全く良いところがないまま1年の終わりを迎えようとしていた。

この試合ではGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW鈴木優磨、FW原大智が先発出場。FW林大地はベンチ入りするも、出番はなかった。

連敗中のシント=トロイデンはなんとか勝利して1年を締めくくりたいところ。序盤からその気持ちを見せ、2分には右サイドのスペースへ出たボールに鈴木が反応。ボックス右からクロスを送ると、相手との駆け引きでフリーになった原がボックス中央でヘッド。しかし、これは枠に飛ばない。

14分には原、鈴木、原とワンツーで相手の裏を取ると、原がボックス内右からシュートも枠を捉えられない。24分には左からのFKからボックス内へ上がったクロスを原がフリーでヘッド。しかし、これはGK正面。何度となく決定機を迎える原だが、フィニッシュの精度がついてこない。

攻め込みながらもネットが揺れないという嫌な流れとなっていたが、25分に味方の縦パスを相手DFが処理ミス。これを原が拾うと、ボックス内でGKと一対一になり、バランスを崩しながらも流し込んでシント=トロイデンが先制する。

なんとか先手を奪ったシント=トロイデン。37分には、鈴木と原のコンビネーションで崩し、右サイドへ展開。橋岡がクロスを送ると、鈴木がボックス中央でヘッドもGKがセーブする。

1点リードで前半を終えたシント=トロイデン。一転して後半はオイペンに攻め込まれる展開に。しかし、GKシュミット・ダニエルのセーブもあり得点を許さない。

なかなかスコアが動かない中、迎えた81分、左サイドで得たFKからクロスを送ると、ファーサイドで鈴木がヘッド。これが決まり、待望の追加点。そのまま逃げ切り、日本人のアベックゴールでなんとか勝利し、連敗を「5」でストップして2021年を締めくくった。

シント=トロイデン 2-0 オイペン
シント=トロイデン
原大智(前25)
鈴木優磨(後36)

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