任天堂12月28日(火)、2021年におけるNintendo Switch向けタイトルの年間ダウンロードランキングを公開した。

 栄えある1位に輝いたのはカプコンから2021年3月に発売されたモンスターハンターライズ「翔蟲」を用いたスピーディな空中移動や、通常なら敵対するモンスターにまたがり、操ることのできる「操竜」アクションを取り入れた作品だ。

 発売から1週間で500万本を販売し、日本ゲーム大賞2021」の年間作品部門ではみごと大賞を受賞するなど、非常に高い評価を得た。2022年の夏には大型拡張コンテンツサンブレイク」の発売も予定されている。

(画像はニンテンドーeショップ『モンスターハンターライズ』販売ページより)

 2位宇宙人狼ゲームことAmong Us、開発を手がけるInnerSlothはアメリカに拠点をおく、非常に小規模な制作スタジオである。本作は2018年にスマートフォン向けにベータ版をリリースし、以後PC、Nintendo Switch、そしてPSやXboxへと移植が進められた。
 クロスプレイにも対応しているため、所持しているハードを問わず遊びやすい点も魅力のひとつである。

 ゲーム内容は決められたタスクをこなしていく「クルー」と、それをひそかに妨害し、クルーを殺害する「インポスター」の2陣営に分かれた対戦ゲームとなっており、多くのストリーマーの間でプレイされたことから一躍話題となった。その独特のキャラクターデザインも人気を集め、グッズ展開なども行われている。

(画像はニンテンドーeショップ『Among Us』販売ページより)

 3位にはポケットモンスター ブリリアントダイヤモンドがランクイン、姉妹作品であるポケットモンスター シャイニングパール5位に入賞している。本作の発売日は2021年11月19日(金)のため、およそ1か月間の売上で3位に入ったということになり、注目度の高さがうかがえる。

 2006年にニンテンドーDS向けのソフトとして発売されたポケットモンスター ダイヤモンドのリメイク作品で、原作に登場したポケモンシンオウ地方を舞台としたストーリーを忠実に再現。コスチュームチェンジポケモンの隠れ家」といった新たな要素も追加されている。

(画像はニンテンドーeショップ『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』販売ページより)

 以下、ランキングには桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ヒューマン フォール フラットスーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールドといったタイトルが並んでいる。今年遊んだタイトルを思い出しながら、2021年のゲームライフを振り返ってみるのも楽しいかもしれない。

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