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 「3歩歩けば忘れる」とまで言われているニワトリだが、実際にはまったくそんなことはない。それどころか知恵と工夫ができるだけの賢さを持っている。

 この2羽のニワトリは冷たい雪の上を歩くのが嫌だったようで、飼い主のブーツの上に乗りながら移動することを学習しちゃったらしいんだ。

【画像】 冷たいやろがい!ならこうすればええやん

Chickens Hitch a Ride on Owner's Feet to Stay Out of Washington Snow

 アメリカ、ワシントン州クリントンの郊外で暮らすサラ・ミシェル・ルドゥーさんは、飼育している6羽のニワトリを外で遊ばせようと雪の中に出した。

 趾(あしゆび)感じる雪のひんやり感に驚いたのか、ニワトリたちは一瞬石化したかのように動きが止まったという。

 その後4羽のニワトリは石化が解け、動き回って雪を楽しむようになったそうだが、茶色のバターナッツカボチャはどうしても嫌だったようだ。

 そこで見つけた雪のない場所。それはサラさんの夫のブーツである。

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 2羽はブーツの上に乗ったまま、「寒いからはよ、小屋に戻せや」とばかりに、ブーツを移動手段として使い始めたようだ。

 そうして2羽は雪を踏むことなく暖かい小屋に戻ることに成功。これにはサラさん夫妻もびっくりしたという。

 ニワトリの中にも人間同様、雪が好きなタイプと嫌いなタイプが存在するようだが、嫌いなものを回避するための方法を考え付く能力も人間同様なのかもしれない。

 
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雪は冷たくてあかん。人間の靴の上に乗り移動する方法を覚えたニワトリ