第100回全国高校サッカー選手権大会の3回戦第2試合が2日に各会場で行われ、3年ぶり4回目出場の東山高校(京都)と2年ぶり8回目の出場となる長崎総合科学大学附属高校(長崎)が駒沢陸上競技場で激突した。

序盤から東山が攻め、長崎総科大附が守るという構図でスタートした試合は29分に動く。左サイドから転じたロングスローの流れから、10番の藤枝康佑が自ら放ったシュートの跳ね返りを自ら押し込み、東山が先取する。

エースの今大会初ゴールでリードした東山は巧みな試合運びをみせる。長崎総科大附も10番の別府史雅を中心に攻め入るが、東山は45分に右サイドからのクロスに李隆志がわずか枠上のヘッドを放つなど、ペースを握る。

1点ビハインドの長崎総科大附は53分、右CKからのキックに原口玖星がドンピシャヘッドで合わせるが、惜しくもクロスバーの上。交代カードも切りながら反撃に転じるが、なかなか東山の守りをこじ開けるに至らない。

すると、東山が追加点を奪う。68分、中盤でボールを奪い切った阪田澪哉が仕掛けていき、フィニッシュまで持っていくと、これがポストを直撃。その跳ね返りを芦谷斗亜が冷静に押し込み、長崎総科大附を突き放す。

何とか一矢報いたい長崎総科大附だが、40分には先制ゴールの藤枝康佑がダメ押しのチーム3得点目を挙げて勝負あり。東山は今年のインターハイでも対戦した青森山田高校(青森)が待つベスト8進出を決めている。

東山高校(京都) 3-0 長崎総合科学大学附属高校(長崎)
【東山】
藤枝康佑(前29、後40)
芦谷斗亜(後23)

◆他会場結果
《14:10》
佐賀東高校(佐賀) 1-3 大津高校(熊本)
関東第一高校(東京B) 3-2 矢板中央高校(栃木)
高川学園高校(山口) 1-0 仙台育英高校(宮城)

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