Tedros Adhanom・WHO・テドロス

高須クリニック高須克弥院長が7日、公式ツイッターを更新。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に対する世界保健機関(WHO)の認識について、自身の考えを示した。


■感染者数は急増

オミクロン株の感染は世界で拡大しており、WHOのデータによると、1月2日までの1週間の世界の新型コロナウイルス感染者数は前週比で71%(約950万人)増加。その一方で、死者は10%(約4万1000人)減少した。

日本でも感染者が急増しており、オミクロン株の感染力の高さがうかがえる。


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■「裏張りするのが正解」

WHOのテドロス・アダノム事務局長は、オミクロン株について、「軽症(のウイルス)と分類してしまうべきではない」として、感染拡大防止策を緩めないよう訴えている。

高須院長は、このことを伝えるニュースを引用し、「WHOの言ってることはことごとく外れます。裏張りするのが正解だと思います。僕の個人的意見と勘です」とツイート

■見解の違いに疑問

またWHOの幹部が、デルタ株に比べてオミクロン株の重症化リスクが低いとの見解を示したことを伝えるニュースにも触れ、「テドロス事務局長の発表と矛盾する。WHOの中で意見が割れてるのかな?」と疑問も。


■医療現場の混乱を懸念

さらに、「オミクロン株陽性者の死亡率が低いなら、医療現場は死亡率の高い疾患の患者を優先すべきです。我が国はWHOの言うことを聞く必要はありません。オミクロン株の脅威を煽って医療現場を混乱させるのは百害をもたらす道です」と私見をつづっている。

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(文/Sirabee 編集部・けろこ

高須克弥院長、WHOのオミクロン株の見解に私見 「裏張りするのが正解」