ローマは8日、アーセナルからイングランド代表MFエインズリー・メイトランドナイルズを今季終了までの期限付き移籍で獲得した。背番号は「15」。

 現在24歳のメイトランドナイルズは、2003年に6歳でアーセナルの下部組織に入団。2014年12月に17歳でトップチームデビューを飾り、2015-16シーズンはイプスウィッチへの期限付き移籍を経験した。

 アーセナルのトップチームではMF、DFの幅広いポジションをカバー可能なユーティリティ性が重宝され、これまでに公式戦通算132試合に出場している。ただ、スタメンの座は確約されておらず、2020-21シーズン後半はウェスト・ブロムウィッチへと期限付き移籍。今シーズンは公式戦11試合に出場しているが、先発は4回にとどまっていた。

 出場機会をイタリアの地に求めたメイトランドナイルズは、ローマのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「ここに来られて本当にうれしいし、早く仕事を始めたい。チームを助け、選手として何ができるかを示したい。シーズンの終わりには、何か素晴らしいことを成し遂げられると期待しているよ」

 セリエAで現在7位のローマにとっては、メイトランドナイルズが今冬の移籍市場で最初の補強となる。

ローマに加入したメイトランド・ナイルズ [写真]=Getty Images