男女ともに共通する抜け毛や薄毛の原因とは
男女ともに共通する抜け毛や薄毛の原因とは

髪について多くの方がお悩みなのが、「薄毛や抜け毛」についてですよね。

男女関係なくこれに悩まされている方がいると思うのですが、男女で共通する抜け毛の原因というものもあるんです。

抜け毛対策の育毛剤やヘアケア商品が男女で分かれていますが、根本的に大切にしなければいけないことは同じです。

そこで今回は、男女ともに気を付けるべき抜け毛や薄毛の原因を解説します。

抜け毛の原因 「角栓様物質」

毛穴にある毛穴の汚れや詰まりについてご説明します。

毛穴の詰まりは、実はシャンプー剤で除去することが難しいのです。

皮膚を乾燥や雑菌から守る為に皮脂が皮脂線で作られ、毛包内を通って頭皮の表面に分泌されます。

この皮脂が空気に触れて酸化すると、4時間から8時間程で酸化皮脂となり、それが「角栓様物質」となって毛穴を塞いでしまいます。

毛穴が塞がれると、新しく作られた皮脂は毛穴に溜まってしまいます。

皮脂が溜まり続けると、毛穴の中で炎症が起こり、毛包内で髪の毛が固着している力が落ち、髪が抜けやすくなってしまいます。

この角栓様物質を除去するにはヘッドスパ等で洗浄し、自宅ケアとして、洗浄力もあり頭皮や髪に優しいアミノ酸シャンプーにし、毛穴がつまらない様に維持し続けてあげることが必要なのです。

皮脂が酸化しないように抜け毛の予防ケアとして、育毛剤や頭皮用化粧水で頭皮を保湿し、皮脂が酸化しないようにしてあげることも重要です。

髪の細さの原因 「血行不良」

血行不良は体調不良だけでなく、薄毛や細毛にも悪影響を与えると言われています。

頭皮は身体の一番上にあり、指先や足先と同じ末端なのです。

耳から上は太い動脈がなく毛細血管となっており、ちょっとした疲れや肩凝り等で血流が悪くなると、髪を作り出す毛母細胞に栄養を届けることが出来ず、毛髪が細くなったり、ハリコシやツヤが低下してきます。

血行不良は日頃の生活習慣が原因になる事がほとんどですが、実は頭蓋骨の形や頭皮の硬さなどで左右されることもあります。

髪の毛にしっかりと栄養を届けるという意味では運動も大切です。

特に、首や目の周りの凝りを日々解消してあげましょう。

「遺伝」による薄毛

男性ホルモン「テストステロン」と、毛根周辺にある酵素「5アルファリダクターゼ」が影響を与えてできる脱毛ホルモン「ジヒドロテストロン」の感受性が高いか低いかで、遺伝での脱毛症が決まってきます。

一般的に、三親等までのご家族に影響があると言われています。

ジヒドロテストロンにさせないことが重要ですので、薄毛が進行し始める前に、「テストステロン」と「5アルファリダクターゼ」が結合しないように早めに阻止してあげることが重要です。

これらは男女ともに気を付けるべき点なので、しっかり意識して抜け毛対策しましょう!

生活習慣の乱れによる抜け毛・薄毛