クラスノダール（ロシア1部）は13日、ドイツ人指揮官ダニエル・ファルケ氏が新監督に就任することを発表した。契約期間は2023－24シーズン終了までとなる。

　クラスノダールはロシア・プレミアリーグ第18節終了時点で、チャンピオンズリーグ予選出場圏内の2位ディナモ・モスクワと勝ち点差「7」の5位。今月5日にヴィクタル・ハンチャレンカ前監督を解任していた。

　現在45歳のファルケ新監督は、現役引退後の2009年にドイツ下部リーグのリップシュタットで指導者キャリアをスタートさせ、2015年にドルトムントのリザーブチームの監督に就任。2017年夏からはノリッジの監督に就任した。

　ノリッジでは攻撃的なスタイルを標榜し、2年目の2018－19シーズンにチャンピオンシップ（イングランド2部）を制して1部昇格に導いた。19－20シーズンのプレミアリーグでは最下位に終わって1年で2部に降格したが、昨シーズンは再び2部で優勝して1年での1部復帰に導いた。プレミアリーグでの再挑戦となった今季は開幕から10試合未勝利となり、昨年11月6日に退任していた。

クラスノダールがファルケ監督を招へい [写真]＝Getty Images