13日放送の『秘密のケンミンSHOW 極』(日本テレビ系)では、大阪府民のコミュニケーション文化を特集。同府出身のタレント・ケンドーコバヤシのコメントが、スタジオで話題になった。
■秘密を守らない人多数?
「ヒミツのOSAKA 極」と題された今回の企画。大阪のディープな文化に迫る人気企画だが、今回は「ここだけの話…」と内緒話に使われる定番の前置きがテーマに。どうやら府内では、この言葉が別の使われ方をしているようで、スタッフが現地で調査を行った。
まずは街頭で「秘密は守るタイプか」とインタビューを行ってみると、多くの府民が「面白かったら言ってしまう」「ウケるから。どうしても言いたい」とコメント。多くの人が、初めから内緒にする気などないようだ。
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■「これから面白い話始まるよ」
そうしたなか、スタッフは府内で使われる「ここだけの話…」の真の意味を知ることになる。それは「特別感を持たせるために使う」「『内緒にしといてや』ではなく『これから面白い話始まるよ』を意味する前置き」というもの。
どうやら本心から内緒にしてほしいわけではなく、興味を引くために使われる惹句のような扱いなのだそう。むしろ「ここだけの話…」と言うことで、その話は勝手に広まっていくという。だからこそ、自慢話などをしたいときなどに適しているようだ。
■ケンコバも思わず共感
VTRが開けると、ケンコバは「しちゃいますね」と取材を受けていた府民に共感。「今日もここだけの話がある」と前置きしつつ、スタジオの西川きよしが実食コーナーの際に「二口しか食べてなかった」と暴露。どうでもいいタレコミに、スタジオからは笑いが起こった。
関東とは真逆の意味で使われている「ここだけの話」。視聴者からは「さすが大阪人。ただの前振りなんですね」「普通に信用してしまうし、信用したい…」とさまざまな意見が上がっていた。
■内緒話を言いふらされたことがある人は…
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,477名に調査を実施したところ、全体で27.7%の人が「内緒話を言いふらされたことがある」と回答。男性では50代、女性では20〜30代で3割を超える結果に。
なかばイジられるかたちとなった西川は、負けじと「ここだけの話…」とケンコバの秘密に言及。「ネタ作りが上手い」とつぶやき、スタジオを盛り上げていた。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)
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