世界をリードするIT大国の1つである中国から見ると、日本はすっかり遅れた国に映るのだという。中国メディアの捜狐は10日、「日本がIT分野で遅れていることを顕著に示す2つの製品」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、多くの中国人はかつて「中国が国内総生産(GDP)で日本を超えるのは遠い将来のこと」と思っていたものだと指摘する一方、思いのほかその時は早く来たと指摘。中国では2004年の時点で「2030年頃に中国がGDPで日本を超える」と予想した人もいたと紹介しつつ、実際には2010年に逆転し、すでに中国のGDPは日本の約3倍にまで拡大していると伝えた。

 そんな中国から見ると、日本は「周回遅れの国」に感じられるそうだ。ここでは、日本がすっかり遅れた国になったことを示す象徴として、記事は「2つの製品」を挙げ、1つ目は「フロッピーディスク」だと強調した。2021年12月に、警視庁個人情報が入ったフロッピーディスクを紛失したとして謝罪したが、記事の中国人筆者は「日本の警察はいまだにフロッピーディスクという時代遅れの代物を使っている」とあきれたように伝えている。

 続けて記事は、日本が「周回遅れの国」であることを示す2つ目の製品として「ファックス」を挙げた。中国にもファックスはあったがあまり活用されず、インターネットの普及とともにすっかり姿を消した。記事の中国人筆者自身は、最後にファックスを使ったのは10年以上前だったそうで、日本では新型コロナ感染者情報をファックスでやり取りしているとのニュースを聞いて、衝撃を受けたと伝えている。

 どちらも、日常生活で使うことは少なく、見たこともないという日本の若者は多いはずだが、記事は「日本が周回遅れの国」であることを示す好例として取りあげている。見方を変えれば、中国の発展がそれだけ急速で、日本は新しいものを取り入れることのできない保守的な国ということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本は「周回遅れの国」であることを示す2つの「製品」=中国