中国メディアの環球網は13日、「キムチを盗もうとしている」と中国を批判した韓国人教授に対し、日本からも反論が飛んだと報じた。

発端は環球網の12日付の「韓国メディア韓国産キムチの輸出額が過去最高、中国産に勝利」との報道。同記事は「韓国の一部メディアや専門家がたびたびキムチ問題で中国に当てこすりをしており、両国間にキムチ争いが勃発したこともある」と報じたほか、遼寧社会科学院韓国研究センター主席研究員の呂超氏の言葉として「韓国は大国に挟まれた生活を送る中で、民族の伝統や風俗を非常に重視するようになり、ひいては自尊心が過敏状態になり、特殊な民族感情を形成している」「キムチ中国人の目には一種のおかずと映るが、韓国人の目には世界的に重要な発明と映っている」と報じた。

こうした記事と見方に対して不満をあらわにしたのが、過去にも繰り返し文化の起源などで日本や中国を批判している韓国誠信女子大学のソ・ギョンドク教授だった。同氏は12日、個人のSNSアカウントで「中国はなぜ『単なるおかず』を奪おうとするのか」と反論。「韓国人は少なくとも他国の重要な発明を盗むことはない。この点が韓国人中国人の最大の違いだ」と主張したほか、「環球時報(環球網)は今後、キムチ関連の問題を報道する際、感情的にならないようにしてもらいたい」と忠告した。その後、複数の韓国メディアが同氏の発言を報じた。

環球網の記事は、ソ氏の発言はすぐに日本のメディアでも報じられたとし、ある日本人記者は「中国メディアの記事からは、中国が韓国からキムチを奪おうという意図は感じない。多くの日本人が韓国は他国の発明を盗むことはないという彼の発言に疑問を抱いているのでは」と論評されたこと、日本のネット上では「日本は『他国』ではないのか」「ソ・ギョンドク教授はやはり無知。事実を認めない韓国には未来はない」といった声や、韓国がかつて日本の空手や剣道、華道、果物の苗などを盗んだと指摘する声が出ていることを伝えた。

さらに、「韓国が起こす文化論争は日本でも決して見慣れないものではない」とし、昨年韓国の大手食品メーカーbibigoが日本で「王MANDU(マンドゥ。韓国式餃子)」という名称で餃子を販売したところ、日本のネットユーザーからは「つまり餃子でしょ。中国起源の食べ物なのにあえて韓国式を打ち出す意味が分からない」といったツッコミが寄せられたと伝えている。(翻訳・編集/北田

中国メディアの環球網は13日、「キムチを盗もうとしている」と中国を批判した韓国人教授に対し、日本からも反論が飛んだと報じた。