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あす18日8時48分には「今年地球から最も遠い満月」となり、1月の満月は英語圏で「ウルフムーン」と呼ばれています。今夜も、ほぼ真ん丸の月を見られるでしょう。気になる天気や注意点を、まとめました。

「今年地球から最も遠い満月」とは?

国立天文台の資料によりますと、1月18日8時48分に満月となり、これは「今年地球から最も遠い満月」です。
そもそも、地球の周りを公転する月の軌道は、楕円形をしているため、地球と月との距離はいつも同じではありません。それに加え、月の軌道は、太陽や地球などの重力を受けて、変化しています。つまり、満月と地球との距離は、毎回、違ってくるのです。
「今年地球から最も遠い満月」は1月18日で、「今年最も地球に近い満月」は7月14日です。今回の満月は、7月14日の満月に比べて、視直径(天体の見かけの大きさ)が、約11パーセント小さい(面積は約21パーセント少ない)のです。
「今年地球から最も遠い満月」になる時間は、あす1月18日8時48分ですが、今夜も、ほぼ真ん丸の月が夜空を飾りそうです。

1月の満月 別名は「ウルフムーン」

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また、英語圏では、月ごとに、満月の呼び名があります。
1月の満月は「ウルフムーン」と言い、4月は「ピンクムーン」、6月は「ストロベリームーン」、9月は「ハーベストムーン」など、月ごとに呼び方が変わるのです。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。
なお、1月17日の東京は、16時1分に「月の出」を迎え、16時53分に「日の入り」となります。

今夜の天気は?

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今夜の天気ですが、沖縄は雲が多く、雨の降る所があるでしょう。九州~北海道日本海側は雲に覆われ、雪や雨が降りそうです。北陸を中心に、雪の降り方が強まりますので、月を見るには、あいにくの天気でしょう。
一方、九州~東北の太平洋側は、広く晴れる見込みです。沿岸部ほど、雲に邪魔されずに、キレイな月を見られそうです。北海道も、太平洋側の沿岸部では、所々で晴れるでしょう。
ただ、晴れる所でも、穏やかではありません。全国的に風が強いので、冷たい風に注意が必要です。月を眺める際は、万全な防寒対策を心がけてください。

今年のウルフムーンは「今年地球から最も遠い満月」 今夜もほぼ真ん丸の月 天気は?