白髪染めした髪にヘナを使ったらどうなる?
白髪染めした髪にヘナを使ったらどうなる?

ヘアカラーや白髪染めをするとヒリヒリしたり、痛みが気になったりしている人にオススメとされているのが、ヘナを使った白髪染めです。

ヘナって聞いたことはありますか?実際ヘナって何なのでしょう。

ヘナってなに?

ヘナカラーとは、ミソハギ科の植物であるヘナの葉を乾燥させたものを染料として髪の毛を染める方法です。

植物性で化学染料を使っていないので、髪や地肌にやさしい白髪染めとして注目されています。

クレオパトラも爪をヘナで染めていたと言われるほど、昔からヘナは染料として広く使われてきました。

ヘナカラーは、乾燥したヘナの葉を粉末にしたものに水を足して混ぜ、ペースト状になったものを髪に塗布し、ラップやタオルで巻いて30分から1時間ほど放置し、洗い流します。

ヘナのローソニアという色素がタンパク質に反応することで髪を着色することができます。

化学染料を使っていないので、安心な白髪染めと言われています。

またヘナにはトリートメント効果があるので、髪にこしやハリを与えてくれるのもヘナカラーの魅力です。

デメリットとしては、自然の力で染めるため普通のヘアカラーや白髪染めよりも時間がかかります。

好きな髪色にならないのもデメリットと言えます。

ヘナ100%はオレンジの色素なので、オレンジ色にしか染めることができません。

オレンジ色に抵抗がなければヘナ100%のものを使い、自然な色に染めたいならインディゴなどの植物染料が配合されたものを選ぶなど、色選びもポイントとなってきます。

白髪染めした髪のヘナを使ったらどうなる?

ヘアカラーや白髪染めからヘナに切り替えようと思った方も多いと思います。

ちょっと待ってください!

急にヘナ染めに変えるときにおこる問題が「退色」です。

白髪染めやヘアカラーをした部分が退色し、白髪の部分だけがオレンジ色に染まります。

均一に同じ色になるわけではないのです。

ヘナに変える場合は、現在染めている色との色合いを考慮しながら商品を選ぶ必要があります。

しかし、続けているとだんだん髪になじんできます。

今までの白髪染めやカラーで頭皮がヒリヒリしたり、髪が傷んだりした方はトリートメント効果もあるヘナへ変更してみるのもいいと思います。

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