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グローバルで15万台の見直し

トヨタが2月の生産計画を発表し、国内の全14工場28ライン中、8工場11ラインについて、稼働停止日程を設けることが分かった。

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今年度(2021年4月~2022年3月)の通期生産台数は、これまでグローバルで900万台の見通しとされていたが、今回の見直しによって下回る見込みであるという。

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新型トヨタ・ヴォクシー    前田惠介

2021年12月15日に行われた生産計画の発表時点では、年度の生産見通しである900万台レベルは、「引き続き維持」としていた。

同社は、「足下の需要は非常に高いレベルであり、2月も高い生産計画を目指しておりましたが、依然あらゆる業界で需要が高い半導体逼迫の影響により、グローバルで15万台程度の見直しを行う」としている。

また、「半導体関連部品の不足に関しましては、引き続いての状況精査とともに、さらなる長期化も見据え、関係各社と協議しながら他の半導体などへの代替についてもさらなる検討を進めてまいります」と、長期化も視野に入れた対応を示唆した。

なお、先週発表された新型ミニバン「ノア」「ヴォクシー」が生産されるトヨタ車体 富士松工場 第2ラインは、13日間の稼働停止を行うという(1月31日時点で8稼働日の停止に変更)。


トヨタ 900万台の生産計画、下回る見込み ノア/ヴォクシーの工場も2月に稼働停止日