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 1937年より日中戦争が始まり、日本国内では毒ガスによる空襲に備えて、日本赤十字が政府当局と協力しポスターを作成した。

 ポスターには、ガス攻撃に対する防護方法や避難、救護方法などがイラストを交えてわかりやすく描かれている。

 これらのポスターは、日本赤十字博物館の軍事展に展示されたもので、国民に空襲に備えなければならないという意識を浸透させる狙いもあったという。

1. 毒ガスを感知するには臭いと色

窒息ガス:塩素、ホスゲン等、びらんガス:イペリット(マスタードガス)、ルイサイト(有機ヒ素化合物)等、催涙ガスとワシヤミガス

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2.窒息ガスの避難と救護

被害者は歩かすな、静かに運べ。近くの避難所へ、風上の安全地帯

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3. びらんガスの避難と救護

[もっと知りたい!→]高度成長期からバブルまで。レトロ懐かしい昭和の車・家電広告ポスター

駆けよ脱せよ有毒地帯、遠い救護所よりは近くの水と石鹸

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4.都市ガス攻撃の惨害

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5. 毒ガス被害状況

愛児の為、平素からこうした工夫が望ましい

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6. 防毒面の種類と用途

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7. 毒ガス空襲と応急避難処置

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8. ガス避難用具の考案

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9. ホスゲン被毒後の経過と死期

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10. イペリット(マスタードガス)被毒後の経過と死期

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11. 窒息ガス中毒者の処置法

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12. びらんガス被害者の処置と順序その1

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13. びらんガス被害者の処置と順序その2

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14. 毒ガス防護にマスクの偉効

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15. 防毒室および防毒蚊帳

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16. びらんガスによる汚毒物の消毒その1

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17.びらんガスによる汚毒物の消毒その1

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References:17 Amazing Vintage Japanese Gas Attack Posters, 1938 ~ Vintage Everyday / written by / parumo

 
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戦時中の毒ガス攻撃に備えて、防衛を呼びかける日本のポスター(1938年)