フジテレビでは、4月より“水曜夜10時”にドラマ枠が新設される。そのトップバッターを飾るのは、間宮祥太朗が主演を務める「ナンバMG5」(ナンバエムジーファイブ)。間宮が、“脱ヤンキー”を決意するものの、次々と事件に巻き込まれてしまう“生粋のヤンキー”を熱演する。さらに、メガホンをとるのは、「踊る大捜査線」シリーズなどで知られる本広克行監督と発表された。
【写真を見る】原作漫画「ナンバMG5」より、間宮祥太朗が演じる難破剛
ドラマ「ナンバMG5」は、小沢としおの人気漫画「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(秋田書店)が原作。筋金入りのヤンキー一家・難破(なんば)家の次男・剛(つよし/間宮)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビュー物語だ。
家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では制服を着た真面目な高校生、という剛の二重生活がスタートし、学校では優等生として美術部に入部する。しかし、いじめられている友人を放っておけず、つい特攻服に着替えて助けたことをきっかけに、剛は正体不明の最強ヤンキーとしてどんどんのし上がってしまうというストーリー。間宮は、優等生とバリバリのヤンキーという剛の“二面性”を演じ分ける。
また、本広監督がフジテレビの連続ドラマを演出するのは「SP 警視庁警備部警護課第四係」(2008年)以来、14年ぶりとなる。初タッグとなる間宮と共に、ジェットコースターのような剛の高校生活を、コミカルかつ温かく作り上げていく。
なお、現在放送中の「突然ですが占ってもいいですか?」(毎週水曜夜10:00-10:54)は、時間を変更してレギュラー放送が継続される。
■間宮祥太朗コメント
――今作の主演のオファーを受けていかがですか?
新しくできる枠の主演というオファーなので、相応の重圧は感じつつ、声をかけていただけたことをありがたく思っています。
――剛をどのように演じたいですか?
とにかく、純粋で直情的な剛を楽しみたいと思います。周囲を巻き込んでいく面と、巻き込まれていく面、どちらも根の部分での天真らんまんさや純朴さが表れていると思うので、気持ちよく演じたいです。
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
家族からの期待や周囲からの決めつけ、現状の自分と理想の自分、向き不向きやアイデンティティー。剛だけではなく、自分が自分をどう生きるのかという普遍的なテーマが「ナンバMG5」という作品には包まれていると思います。お楽しみに!
■原作・小沢としおコメント
ナンバのドラマ化を西東京のファミレスで初めて聞いた時はあまりに急だったので狐につままれた気分でしたが、本決まりになった今うれしさを実感しています。しかもドラマ化してくださるのが僕のお気に入りドラマをあまた放送してきたフジテレビさんということで期待せずにいられません。一視聴者としてナンバが放送される日を楽しみにしております~。
■本広克行監督コメント
久しぶりの連続ドラマ、久しぶりのフジテレビジョン、久しぶりのコメディー作品、「踊る大捜査線」の連続ドラマから25年ぶりに古巣のフジテレビでコメディードラマを作れるなんて、楽しみしかないです!!
■栗原彩乃プロデューサー(フジテレビ第一制作部)コメント
「そろそろ学園ドラマが見たい!汗と涙に胸を熱くさせたい!」消滅の危機にある学園ドラマが大好きな私の悲痛な叫びから始まったこの企画が、主演に間宮祥太朗さん、演出に本広克行監督という、これ以上はない布陣で形になったことに未だに狂喜乱舞しています。
間宮さんに演じていただく難破剛は、“負け知らずの最強ヤンキー”と“誰からも慕われる優等生”の真逆の顔を持つ高校生です。これまでにありとあらゆる役柄を演じてこられた間宮さんが、どのように二つの顔を使い分け、そして二重生活から生まれる剛の悩みや葛藤を、どのように演じてくださるのか、今から楽しみで仕方がありません。“普通の青春を送りたい”というささやかすぎる願いをかなえるため、右往左往しながら大奮闘する剛の姿に、笑って泣いて、当たり前の毎日が少し愛しくなる、そんな瞬間を皆様にお届けしたいです。難しいことは一切考えず、心から楽しめる”これぞエンターテインメント!”と言える作品になることをお約束します。ご期待ください!
■ 編成企画・上原寿一(フジテレビ編成部)コメント
新枠では、いわゆる刑事ドラマや医療ドラマなどどこかで見たことがあるドラマではなく、登場感があり、この枠でしか見られないような新しいドラマにチャレンジしていきたいと思います。そういう意味で、世の中で話題になるような新しいヒーロー像をどんどん誕生させていきます。「ナンバMG5」の剛はまさにそんな新しいヒーロー像となるキャラクターです。普通に学生生活を送りたいのに、どんどんヤンキーとして名前が売れてしまう、そのキャラクターのギャップにたくさんの人がハマってくれるはずです。お楽しみに!
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