面接・面談

「あなたの弱点は何ですか」と面接官に聞かれ、一生懸命に考えまじめに答えた女性。その結果「笑いはとれたが就職試験に落ちた」という女性の動画を、『The Sun』など海外のメディアが紹介した。そういう質問を受けたら、どう答えるのが理想的なのだろうか。


■張り切って受けた面接

イギリス在住の女性が、大学時代の就職活動での経験を動画にまとめて公開した。女性によると、あるとき受けた面接は非常にスムーズに進んだが、「あなたの最大の弱みは何ですか」と聞かれ、戸惑ってしまったという。

面接官は仕事に直結する特質を知りたかったのだが、それを知らず困った女性は「昆虫が苦手なんです」と答えた。


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■面接官の笑いが止まらず

意外な答えに、面接官たちは約2分にわたって大笑いしていたそうだ。

真剣に答えたのに笑われ衝撃を受けた女性は、帰宅後に姉とおばに面接で起きたことを話した。すると2人にも笑われたが「仕事と無関係なことを言うからよ」と説明してもらい、ようやく大失敗に気づいたのだという。

この経緯についてTikTokで公開したところ話題となり、視聴回数は短期間のうちに100万回を突破した。

■結果は不合格…

「良い経験になったし学びもあった」というポジティブな女性だが、残念ながらその就職試験には合格しなかったという。

多くのTikTokユーザーが女性に同情し、「私が面接官なら合格にしたと思う」「とってつけたような寒い回答よりずっと良い」「正直に答えたのだし、間違いとは言えない」といったコメントを書き込んだ。


■理想的な回答例

実際に、就職試験の面接で「あなたの弱点は?」と聞かれることがある。

これに対する模範的な回答について、海外の複数メディアは「自分に対して厳しすぎる点」「細部までこだわりがちなところ」「任されたことに没頭しすぎる傾向がある」といった表現を紹介している。“弱点”とはいえ、仕事にはプラスになるポイントを上手にまとめて答えるのが良いと説明しているのだ。

女性のように「虫が苦手」といった仕事とは無関係の答え、また「怠惰です」「時間を守るのが苦手です」といった仕事に悪影響を与えそうな答えは、避けておくのが無難のようだ。就職活動中の人は、ぜひ覚えておいていただきたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

就職面接で「弱点」を問われ… 正直に答えた女性が大爆笑され不合格に