近年、軍事力を増強している中国は、日本の軍事力を大きく上回ったと自負している。中国国内では一部で「中国の軍事力は日本以下」と考えている人がいるようだが、中国メディアの網易はこのほど、中国の軍事力は「明らかに日本より上」だと主張する記事を掲載した。特に日中の空軍力と海軍力を比較している。

 まず、空軍力について記事は、「技術と数量」において日本に勝ると主張した。中国はすべて自主開発で外国に依存せずに戦闘機を製造できるが、日本は米国の制限もあって一部しか自主開発できないとした。中国が開発したWS10エンジンは欧州諸国の実力を超えており、電子系統やレーダーの分野で日本は進んでいるとはいえ中国も同じレベルであり、ステルス性能では中国が上回ると主張した。

 数量では、航空自衛隊が保有する戦闘機は数百機に過ぎず、しかもその多くが古いF15やF2だと指摘した。高性能なステルス戦闘機F35が幾らかあるだけだとしている。これに対し中国空軍は、第三世代戦闘機だけで1200機保有していると主張し、日本にはない爆撃機もあると指摘した。

 海軍力については、中国は日本に及ばないと考えている人が少なくないが、記事はそれを否定し、「中国の海軍力は全面的に日本に勝っている」と主張した。日本にはない空母を中国は2隻保有しており、イージス艦の数で中国は日本を大きく上回ると伝えている。イージス艦の技術は日本の方が進んでいると誤解している中国人は多いとしながらも、実際にはレーダー性能において中国の方が上だと主張した。

 しかし、日本に及ばない面もわずかながらあるという。それは、艦対空ミサイルと非大気依存推進(AIP)の潜水艦だ。しかし、AIP潜水艦は中国も決して遅れているわけではなく、日本がほんの少し勝っている程度だとしている。そして艦艇の排水量総数で中国は日本よりずっと多いので、数においても日本に勝ると指摘した。

 それで記事は、中国が日本に軍事面で勝っているのは、単に核兵器を持っているからというだけでなく、通常兵器においても全面的に日本を超えており、中国人は自国の軍事力に対する自信を持つべきだと記事を結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

中国の軍事力が「日本より明らかに上」だと言える根拠=中国報道