DF吉田麻也が所属するサンプドリアは19日、マルコジャンパオロ氏の新監督就任をクラブ公式サイトで発表した。契約期間は2022年6月30日までとなり、契約には2年間の延長オプションが付いている。

 サンプドリアは今シーズンからロベルト・ダヴェルサ前監督にチームを託していたが、セリエA第22節消化時点で勝ち点「20」の15位と低迷。3連敗で5戦未勝利となったことを受け、17日に監督解任を決断していた。

 現在54歳のジャンパオロ氏は2016年夏から2019年夏にかけてもサンプドリアを率いていた。公式戦通算123試合の指揮で49勝26分48敗の成績を収め、3シーズン連続でトップハーフフィニッシュを果たした。

 2019年夏にミランの監督に就任したが、当時低迷していた名門を立て直すことができず、わずか7試合で解任の憂き目に遭った。2020年夏からはトリノを率いていたが、成績不振により昨年1月に解任されていた。それ以来、約1年ぶりの現場復帰を古巣で果たした。

 サンプドリアでの2度目の初陣は、23日に行われるセリエA第23節スペツィア戦となる。

ジャンパオロ監督がサンプ帰還(2019年5月撮影) [写真]=Getty Images