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 泥棒や外敵から家畜たちを守る「護畜犬」のお仕事に就くには、まだ小さなうちからトレーニングを開始するようだ。

 アナトリアン・シェパード・ドッグの子犬は、まさに今訓練中。羊の群れに混じって一緒に行動をする。本来なら羊を守るお仕事なのだが、あまりの小ささゆえに羊たちが心配になっちゃったようだ。

 移動中の羊たちは、心配そうに見守り、代わる代わるやってきては、子犬に寄り添ったり、助けよとする。放ってはおけないようだ。

【画像】 護畜犬見習いの子犬、守るつもりが守られる

 トルコ原産の「アナトリアン・シェパード・ドッグ」は羊を狼や泥棒から守る「護畜犬」として最適な種である。

 およそ6000年前から存在していた超古代犬種で、成長すると、体高81cm前後、体重65kg前後の大型犬となる。

 だが子犬時代はこんなに小さくて、守ってあげたくなるようなかわいさだ。だもんだから羊たちも心配で心配でたまらない。

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 羊たちは次々と子犬のそばにやってきて、一緒についてこられるように助けてあげようとする。

3

 大丈夫?まだ歩ける?

4

 がんばって、もう少しよ。やさしく顔を近づける羊も。

5

 なんなら私の背中に乗ってもいいのよ?くらいの勢い

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 将来的にはこの子犬に守ってもらうこととなるのだろうが、今は逆に羊たちは「守ってあげたい、この小さな命」感覚で接しているようだ。

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 この時代から信頼関係や絆が徐々に育っていくのだね。それにしても羊たちが子犬をいたわる姿がほっこりなんだぜ。

 
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守るつもりが守られる。羊たちに愛されすぎる護畜犬見習いの子犬