泥棒や外敵から家畜たちを守る「護畜犬」のお仕事に就くには、まだ小さなうちからトレーニングを開始するようだ。
アナトリアン・シェパード・ドッグの子犬は、まさに今訓練中。羊の群れに混じって一緒に行動をする。本来なら羊を守るお仕事なのだが、あまりの小ささゆえに羊たちが心配になっちゃったようだ。
移動中の羊たちは、心配そうに見守り、代わる代わるやってきては、子犬に寄り添ったり、助けよとする。放ってはおけないようだ。
anatolian shepherd dog puppy in training pic.twitter.com/KkGBSP89W3
— theworldofdog (@theworldofdog) January 11, 2022
トルコ原産の「アナトリアン・シェパード・ドッグ」は羊を狼や泥棒から守る「護畜犬」として最適な種である。
およそ6000年前から存在していた超古代犬種で、成長すると、体高81cm前後、体重65kg前後の大型犬となる。
だが子犬時代はこんなに小さくて、守ってあげたくなるようなかわいさだ。だもんだから羊たちも心配で心配でたまらない。
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羊たちは次々と子犬のそばにやってきて、一緒についてこられるように助けてあげようとする。
大丈夫?まだ歩ける?
がんばって、もう少しよ。やさしく顔を近づける羊も。
なんなら私の背中に乗ってもいいのよ?くらいの勢い
将来的にはこの子犬に守ってもらうこととなるのだろうが、今は逆に羊たちは「守ってあげたい、この小さな命」感覚で接しているようだ。
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この時代から信頼関係や絆が徐々に育っていくのだね。それにしても羊たちが子犬をいたわる姿がほっこりなんだぜ。
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