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二十四節気の「大寒」を迎えたきょう20日、日本付近は再び強い寒気が流れ込み、日本海側は大雪に警戒。太平洋側は晴れる所が多いですが、名古屋など雪雲が流れ込む所も。全国的に北風が強く厳しい寒さ、防寒対策は万全に行いましょう。

日本海側 短時間に積雪急増のおそれ

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きょう20日は二十四節気の「大寒(だいかん)」、一年で最も寒い頃ですが、暦に合わせるかのように日本付近は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込みます。東北や北陸、山陰は雪で、局地的に強く降り大雪のおそれ。短時間に積雪が増え、車の立ち往生などのリスクが高まるため注意が必要です。
太平洋側は晴れる所が多いですが、東海や近畿、四国など一部、雪雲の流れ込む所がありそうです。九州は北部を中心に昼頃まで雨や雪が降りますが、次第に日が差すでしょう。沖縄は大体晴れる見込みです。

「大寒」暦通り厳しい寒さ

また、きょう(20日)は暦通り全国的に厳しい寒さになるでしょう。
けさ(20日)は、各地で冷え込みが厳しく、特に北海道で強烈な冷え込みとなりました。最低気温は、北海道空知地方の幌加内町朱鞠内ではマイナス27.6℃、幌加内町マイナス26.1℃、富良野市マイナス26.0℃、網走地方の滝上町マイナス25.6℃と、富士山マイナス25.5℃より低くなりました。また、東京都心はマイナス0.5℃と5日ぶりの冬日(最低気温0℃未満)、名古屋市はマイナス0.6℃と3日連続の冬日に(20日午前5時まで)。
日中、晴れる所も気温の上がり方は鈍いでしょう。最高気温は、札幌はマイナス2℃と、10日ぶりに真冬日(最高気温が0℃未満)の予想。関東~九州も8℃前後、冷たい北風が強く吹き、数字以上に寒く感じられそうです。
家の中で一番暖かいコートを着て、マフラー、手袋、耳当てなど、防寒対策を万全にしてお出かけ下さい。

20日  大寒に強い寒気 日本海側は大雪に警戒 名古屋など太平洋側も雪舞う寒さ