アメリカ在住のお寿司が大好きなある女性が食べ放題のレストランで32個のロール寿司などを楽しんだ後、胃痛を訴えて病院に運ばれた。診察の結果、食べ過ぎや早食いなどが原因で胃酸が食道に逆流する「胃食道逆流症」と診断されたそうだ。女性は病院のベッドで点滴を受ける姿をTikTokに投稿したところ話題になり、今月中旬に『New York Post』などで報じられた。

カリフォルニア州在住のダニエル・シャピロさん(Danielle Shapiro、24)は昨年12月21日、同州マウンテンビューのレストラン「Sushi 85」で50ドル(約5700円)の日本食の食べ放題を楽しんだ。

いつもより少し贅沢な食事で、ロール寿司32個を含む日本食を堪能したダニエルさんだったが、その数時間後から激しい胃痛に襲われたという。翌朝になって病院に駆け込んだところ、食べ過ぎや早食いなどが原因となって胃酸が食道を逆流する「胃食道逆流症」と診断された。

ダニエルさんはその日のことを次のように振り返っている。

「私はお寿司が大好きで、できれば月に2、3回は食べたいくらいです。その日は友人とお寿司の食べ放題に行きました。途中休憩しながら2時間かけて味噌汁、餃子4個、ハラペーニョポッパー(ハラペーニョの中身をくり抜きひき肉やチーズなどを詰めて揚げたもの)、アボカドロールやカリフォルニアロールなどのお寿司を32個、それに枝豆も食べて。モンスター級に食べたのでもうお腹がいっぱいで、帰りの車で座ったまま30分ほど休憩しました。お寿司をたくさん食べたせいか、お米がお腹の中で膨らんでる感じがして、胃が固くなっているような気がしたんです。」

「それからボーイフレンドの家に行って寝ようとしたら、これまでで最悪の胃痛に襲われて。その時は食べすぎのせいだと思い、あまり気にせずにいました。でも翌日の朝6時ごろに目が覚めたんです。私は朝型のほうではないのに何かがおかしいと思ったら胃と胸に激痛が走り、深呼吸ができないほどでした。」

その後、ボーフレンドとダニエルさんの祖母に連れられて病院に行き、点滴を受けたそうだ。回復して健康な状態に戻るまでには数日かかったというダニエルさんはこの出来事をTiktokに投稿したところ、ユーザーからはこのようなコメントが寄せられた。

「私もお寿司が大好きなので、食べ放題に行ったら同じことになりそう。」
食中毒ではなく食べ過ぎってこと? かわいそうに。お大事に。」
「おいしそうなお寿司だもの。たくさん食べるのは仕方ないよね。」
「前菜をたくさん食べているのに、お寿司を32個も食べるなんて信じられない。」
「明らかに食べ過ぎ。せいぜい16個くらいにしておかないと。」

辛い経験をしたにもかかわらず、ダニエルさんはこれからも大好きなお寿司を食べ続けると話しており、「お寿司は絶対にまた食べますよ。今回の経験で私はお寿司が苦手になったわけでもないし、食べ放題が嫌いになったわけでもありません。でもこれからは自分の体の声に耳を傾け、ゆっくりとしたペースで食べることにします」と明かしている。

画像は『Danielleshap 2021年12月23日付Tiktok「All you can eat sushi gone wrong…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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