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え、今、昭和だっけ?と、頭がクラクラするような体験談が、キャリコネニュースに届いた。投稿してくれたのは福井県の40代女性だ。女性は転職サイトからのスカウトメールを受けて、とある企業にエントリー。ところが面接日に訪問すると、面接官から開口一番「何で来たの? えっ!?」「ごめんね、採用してないのよ女性は」と言われてしまったのだという。(文:okei

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ

「ごめんね、採用してないのよ女性は」

「えっ」と驚いたのは女性も同じだ。「まだ椅子にも座っていなくて、挨拶しかしてなかった」のに「面接1分で終了」したのだというから、当然だろう。

女性は「こういうのは無駄足なので、書類選考で落として下さい」と綴っていたが、男女雇用機会均等法(1986年施行)では、「事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない」(第5条)と決まっている。

つまり、「女性だから(男性だから)」というだけで不採用にはできないはずなのだが……。昭和ならまだしも、令和にこんな会社が生き残っているとは、なんとも残念な話だ。

ちなみに女性は現在、別の会社で、正社員(企画・マーケティング・経営・管理職)として年収450万円で働いているという。

「えっ、女性?」で不採用、1分で面接終了 時代遅れの女性差別企業にあ然