Twitterなどネットで話題を呼び、図鑑ジャンルとしては異例のヒットを記録している“体感型動物図鑑”こと「カメの甲羅はあばら骨」(作:川崎悟司氏/SBクリエイティブ)。そんな本作が2022年、映画化、およびイベント化されることが決定した。

「えっ! カメの甲羅って人間のあばらなの?」「フラミンゴの逆に曲がった膝の部分は人間でいう足首!?」――。「カメの甲羅はあばら骨」は、動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよくわかる図鑑で、現在までに7刷まで重版、累計発行部数3万部を超える。

この「カメの甲羅はあばら骨」の映画化が決定し、1月20日、超ティザービジュアルが公開された。原作書籍の表紙にも登場する“カメ人間”が、まるで今回の発表を喜んでいるかのように大きく手を広げており、一度見たら忘れられないビジュアルとなっている。

本作の映画化について、原作者の川崎氏は「拙著『カメの甲羅はあばら骨』がとうとう映画になってしまいました。『カメの甲羅はあばら骨』は、動物の体を人体で表すとどうなるかを試みた本で、カメ人間をはじめ、ワニ人間、フラミンゴ人間など、異様な動物人間たちが生まれました。映画ではそんな動物人間たちのそれぞれに個性が加わり、なにげない日常生活が繰り広げられます。彼らは、見た目はアレですが、心は私たちとそんなに変わらないのでは? と感じました。ちょっとインパクトの強い絵ですが、たくさんの方に楽しんでほしいと思います」とコメントを寄せている。