京都府舞鶴市で、自宅近くの路上で口論をしていた小学校6年生の男児を暴行したとして、52歳無職の男が逮捕された。

 ​>>37歳男、公園で小学生2人と言い合いに 首を絞める、腹を蹴るなど暴行し逮捕<<​​​

 男は2021年11月9日、自宅近くの路上で言い合いをしていた小学生2人に激怒。家を出て6年生の男児に近づくと、「うるさい」などと言いながら近づき、複数回頭を平手で叩いた上、背中を押すなど暴行を加えた。

 その後、男は立ち去った模様で、警察が捜査を開始。その結果、舞鶴市に住む52歳無職の男の犯行である可能性が高まり、暴行の疑いで逮捕した。警察に取り調べに対し、男は「頭や背中を押したかもしれない」と容疑を認める供述をしているという。「話し声がうるさい」という理由で子どもを殴り、知らん顔をしているとは信じがたい犯行である。

 驚きの事件に、「コロナで人々が余裕をなくしている。暴力を振るわれた側は、トラウマになってしまう。心のケアをしてほしい」「自分も昔、近所の親父に殴られたことがある。被害を訴えても親は信じてくれず、何もしてくれなくて、非常に傷ついた。決して軽い犯罪ではないよ」という指摘が上がる。

 また、「うるさいのはわかる。叩かずに口頭で注意する程度に留められなかったのか」「1回くらい殴るならしつけとみなされたかもしれないけれど、複数回殴って背中を押すのは暴力になってしまう」「気持ちはわかる。でも、複数回殴るのはダメだ」「叱るのは良いけど暴力はダメ」という声も。

 そして、「行動は良くないけど、子どもがうるさいのは多々ある。親の教育がなっていない証拠」「最近の子どもが怒られず、生意気で腹が立つのは事実だよね」という指摘も出ていた。

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