飲食店へ行くと、つい頼んでしまう「ドリンクバー」。ジュースや食後のコーヒーなど様々なドリンクが提供されているが、一定数の人が「ある飲み物」を意識して選んでいるようだ。
■およそ2割「野菜ジュースを選びがち」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女410名を対象に、「ドリンクバー」に関する意識調査を実施したところ、全体で23.7％の人が「ドリンクバーで野菜ジュースを選びがちだ」と回答。
男女別では、男性が24.0％で女性が23.4％とあまり差は見られず。
性年代別に見ると、最も高い割合となったのが40代男性で40.0％。次いで30代女性が30.8％と高い割合に。
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■サラダを食べない代わりに…
編集部が話を聞いた20代女性は、「学生の頃は、友達と少し長居したくてドリンクバーを注文していました。当時はとくにこだわりはなく、そのとき飲みたいものを選んでいた」という。
しかし、「いまは、例えばサラダ付きのセットにせず、パスタやハンバーグを単品で頼んだ場合、『せめて…』と、ドリンクバーで意識して野菜ジュースを飲むことがあります。やっぱりみんな、野菜不足を気にしているのでは」とも話していた。
■多くの現代人が「野菜不足」を実感
ちなみに、編集部が全国の10代～60代の男女1,653名を対象に実施した別の調査では、全体で54.8％もの人が、「野菜不足を実感している」と回答していた。
一人暮らしの場合はとくに、「野菜を買っても使いきれず余らせてしまう」という問題もあり、忙しく働きながら上手く取り入れるのはなかなか難しいもの。そうした中で、ドリンクバーに野菜ジュースがあると、意識して飲むようにする人が少なくないのかもしれない。
■料理との相性を気にする人も
一方で50代女性は、「ファミレスの野菜ジュースは、子供向けというか甘いので、食事中に飲みたいと思ったことはあまりないですね」という。
ドリンクバーを注文した際は、「ウーロン茶やアイスティーを選ぶことが多い」そうで、「ドリンクバーは、食後にコーヒーが飲みたくて注文しているようなもの」とも話していた。
多くの人の好みに対応し、そのとき飲みたいものを自由に飲むことができるのが、ドリンクバーの魅力だろう。
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【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2021年11月5日～2021年11月9日
対象：全国10代～60代の男女410名 （有効回答数）
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