オスカー俳優コリン・ファースが主演する映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』より、英国最高のスパイ軍団が奇想天外な作戦に大奮闘する様子などを捉えた場面写真6点が一挙解禁された。

【写真】コリン・ファースら、渋さが魅力の名俳優たちが凛々しい制服姿

 本作は、戦後長らく極秘とされてきた、第二次世界大戦下で実行された最も奇想天外で最も成功した欺瞞(ぎまん)作戦の全容を、スリリングかつエキサイティングな展開で描くスパイサスペンス。

 プロデューサーを『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したイアン・カニング、主演を同作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース、そして監督を『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞を受賞したジョン・マッデンが務める。コリンの脇を固める出演者は、マシュー・マクファディン、ケリー・マクドナルド、ペネロープウィルトン、ジョニーフリンジェイソンアイザックス。

 1943年第二次世界大戦下、劣勢を強いられる連合国軍。何とかナチスを倒したい英国諜報(ちょうほう)部(MI5)のモンタギュー少佐(コリン)、チャムリー太尉(マシュー)、イアン・フレミング少佐(ジョニー)らは、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。高級将校に仕立て上げた死体に偽の機密文書を持たせて地中海に放出し、ヒトラーをだまそうというのだ。
 
 この<オペレーション・ミンスミート>と呼ばれた荒唐無稽な作戦は、真実とうそが表裏一体の世界の中で、MI5の諜報員、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、わな、そして裏切り合戦へと発展していく―。

 今回解禁されたのは、英国最高のスパイ軍団が作戦に大奮闘する様子を捉えた場面写真6点。元弁護士の諜報部員モンタギューとMI5のチャムリー大尉が、“オペレーション・ミンスミート”を実行するため、バディとなって溺死に見せかける死体探しや、文書の捏造に奮闘する様子が切り取られている。そのほか、作戦を考案するよう指示したチャーチル首相の姿も。渋い魅力を放つ名優たちが凜々しい制服姿でスパイを熱演する、本作への期待が高まる写真となっている。

 映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は、2月18日より全国公開。

映画『オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体ー』場面写真 (C)Haversack Films Limited 2021