今回は、「庭での練習方法」をテーマにしています。

庭をお持ちの方に絞ったテーマですが、庭がある人には絶対やって貰いたい練習方法があるので、今回紹介したいと思います。

ちなみに我が家も小さいですが、庭がありまして、今回紹介する方法で練習しています。2×2m程度のスペースがあれば誰でもできます。

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60°のウェッジを購入しよう!

結果から書くと、オープンフェースにしてアプローチの練習をしよう!という話です。オープンフェースにする事でロフトが寝て球が飛ばなくなります。

球が飛ばなければ、限りある庭のスペースでも十分な練習場になる訳です。

ある程度の振り幅で打ちたいので、ロフトも極力寝た物を購入しましょう。僕は庭用に60度のウエッジを買いました。
PGAツアーのレジェンドであるフィル・ミケルソンの真似をして64°も考えましたが、売っていませんでした(笑)

中古ショップでも良いですし、ネットで安い物を購入しても良い。僕のなんてネットで買った3000円位のものですから。

エッジを購入したら、庭に出て思いっきりオープンフェースにしてアドレスし、実際に打ってみましょう。

では以下よりオープンフェースで打つメリットを紹介していきます。

①ボールが飛ばないのでふり幅を大きくできる

上記でも書きましたが、60°でフェースを開くと球は高く上がり、前方へはそれ程飛ばなくなります。

フェースが上を向いてるから当然と言えば当然ですね。

前方に飛ばなければ、たとえ狭い庭でもハーフショット位の振り幅でも対応できます。先ほど紹介したミケルソンなんて、フルスイングから1m程度しか飛ばないですからね。

スイングスピードを上げても球の方向はフェースが決めます。それが上を向いてるなら、球は上空に向かうだけです。

しっかりフェースに乗ればバックスピンも効いてるので尚の事飛びません。

一般的なサンドウェッジだと「ハーフショットの半分の振り幅」でさえ、庭を飛び出してしまう。

ですが、オープンフェースでロブを狙えば十分な振り幅で練習する事が可能。

ここは大きなメリットです。

②難易度が高いのでショット力が向上する

続いてのメリットは、オープンフェースにする事でショット力が向上する点です。

オープンフェースにするとインパクトゾーンが狭まります。面で打った所を点で打つイメージなので、一気に難易度が増す訳です。

ネック部分に当たる可能性もあるし、リーディングエッジで捉えてしまう可能性も増します。ミスショットをすると球は思った以上に飛ぶので、そうすると庭から飛び出してどこに当たるか分からない。

要はリスクのあるショットになる訳です。そうした緊張感もショット向上に役立ちます。緊張した場面なんてラウンド中いくつもありますからね。

難易度が高い=上達する
通常のショットに比べて難しい、そしてミス出来ない状況、この2つから難易度が高いショットが求められます。

難易度の高いショットが庭とは言え、当たり前のように打てるようになれば、自ずとスキルは上がる。

それにインパクトや、スイング、フェースの向きに関しての理解が増えます。

個人的には、ただ単に真っ直ぐ構え、真っ直ぐ打つでは理解も浅いものになると思っていて、あえて球を曲げたり、フェースを閉じたり開いたりしてこそ、クラブの理解は深まるものではないかと。

その理解を深める意味で、オープンフェースはおすすめできます。

③高さが把握できるので実戦で使える

例えばバンカー越えでピンが近い時、自分で打つ球がどれ位の高さで飛ぶのか、ある程度のイメージがないと打つ事が出来ません。

その為には、「このクラブでここまで開けばこの高さが出る」という基準が必要になります。

オープンフェースで練習をしておけば、球の標準的な高さを知れる。後はその材料を元に、足したり引いたりしてスイング幅や開閉具合を調整すれば良いのです。

バンカー越えや、小さい川など高さを出すショットもラウンド中には必要になりますからね。不足の事態の為に練習しておきましょう。

まとめ・オープンフェースで練習する事でスキルアップします

庭があって芝生がある。たとえそれが1m弱の正方形しかなくても十分スキルアップは見込めます。素振りも大切ですが、何より「当て感」はラウンドでは大いに役立ちます。

左足下がり、左足上がりといくつものライが複雑に絡み合う場面で、頭の中で分かっていても(左足下りはスライスする…など)実際に毎回頭を整理するのは容易ではない。

パニックになった時、無意識化で役立つのは当て感です。

むしろ当て感こそゴルフで1番重要なポイントだと思ってるので、その当て感を養えるだけでミスショットが激減しますよ。

うちの家は狭くてアプローチ所ではない…と思ってる方も、一度ロフトの寝ているクラブを購入し、オープンフェースで練習してみて下さい。

それではまた!

[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

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