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世帯年収1800万円という高収入でも、なんでも好きに買えるわけではないようだ。同世帯年収のキャリコネニュース読者から、高収入の役職者ならではの苦悩が寄せられた。

「部下に酒代とかをごちそうすると、あっという間にお金がなくなります」

都内の40代後半男性(IT・通信系/正社員/既婚/同居の子どもなし)は、世帯年収1800万円と高給取りではあるものの、

「40代の役職者で部下に酒代とかをごちそうすると、あっという間にお金がなくなります」

と嘆く。また生活感については次のように語った。

東京23区板橋区にマンション自己所有。車はありません。服もユニクロアオキが中心で、スーツなど外に見えるものは五大陸などのセール品を狙います。靴はリーガルです」

収入に見合う仕事や生活を維持するためには、それなりに経費がかかってしまうようだ。男性は、こんな悩みを吐露していた。

「車が欲しいのですが、まったく買える気がしません。みなさんどうしているのでしょうか……。というよりサラリーマンの役職者でこれだと、日本はどうなるんだろうと本当に心配です。起業して成功した人しか裕福な生活ができない国になったんでしょうか」

ファイナンシャルプランナーの大野翠氏(芙蓉宅建FPオフィス代表)は次のように解説する。

<自動車は高額な買い物になりますが、回答者様の年収であれば間違いなくローンは通過するでしょう。住宅ローンやその他の借り入れ状況がわからないため推測にはなりますが、会社員で高所得であることから、ある程度のランクの自動車は購入できます。一度、希望する車種のマイカーローンの試算を依頼してみてはいかがでしょうか。それを基に自動車ローン返済額を家計から捻出することを目標に家計の見直しをするといいでしょう。

また、自動車ローンはディーラーで契約すると金利は5%前後になることが多いですが、銀行のマイカーローンでは2%前後になります。金利が低い分、審査が厳しい傾向にありますが、回答者様の年収であれば、こちらも通過する可能性は高いといえます。なお、ローン審査は、個人信用情報を基に行われ、収入や勤続年数、他社の借り入れ履歴などから判断します。銀行ごとに借り入れ条件や金利が違うため、いくつかの銀行でシミュレーションすることをお勧めします。>

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※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ

世帯年収1800万円でも「車が欲しいのですが、まったく買える気がしません」と悩む40代男性