スーパーマーケットやコンビニで、セルフレジを導入する店舗を見かける機会が増えました。

店員と客の接触機会を減らし、自動で釣銭のやり取りを行えるセルフレジは、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを減らす意味でも、時代にあったサービスといえるでしょう。

しかし、便利な反面、思わぬリスクも。

狸谷(@akatsuki405)さんは、セルフレジの使い方に対する注意喚起を漫画にし、Twitterに投稿しました。

『己の便利は誰かの不便』

セルフレジは釣銭を自動で計算してくれるだけでなく、例えば10円玉10枚が100円になって戻ってくるなど、小銭の整理をしたい時にも便利といえるでしょう。

しかし、セルフレジは、両替を目的に作られたものではありません。

両替機として使おうとする人がいることにも驚きですが、狸谷さんが不安視しているのは、投入口の詰まり。

財布の中身には、無意識に入れておいたキャンペーンシールなど、硬貨以外のものが入っている場合もあります。

硬貨以外のものが、詰まりの原因になるのはいわずもがな。メンテナンスが必要となり、店側にも迷惑がかかります。

狸谷さんの漫画には、さまざまなコメントが寄せられており、実際にレジ業務を担当しているという人からは、「両替機として使うことを、ライフハックと称して広めてる人も見受けられます」と、驚きの声も。

両替機として使おうとしている人は、小銭の整理ができて便利かもしれません。しかし、その結果、どういう影響が出るかまで考えてほしいもの。

漫画のタイトルにもなっているように『己の便利は誰かの不便』ということを頭に入れておきたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@akatsuki405