職場などで大事な話をされたら、忘れないようメモを取ることは重要だ。メモを取ること自体は間違っていないものの、そのやり方によっては相手を不快にさせてしまう場合もあるようだ。
画像をもっと見る
■約3割が「スマホでメモ」に否定的
Sirabee編集部が全国の20代~60代の男女1,500名を対象に「メモの利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で34.8%の人が「重要な話をしているときにスマホでメモを取られると腹が立つ」と回答した。
スマホでメモを取る場合には、相手をよく見たほうがよさそうだ。
関連記事:イライラしないコツを押さえて“愛され女子”に 中村愛が教える11の方法
■女性に多い傾向に
性年代別にみると、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
男性では、若い世代ほどスマホでのメモを受け入れている。しかし女性は、どの世代にも一定数はスマホでメモを取ることに否定的な人がいるようだ。
■なによりも腹が立つ行為は…
会社で事務職をしている30代男性は、「紙でもスマホでも、メモを取ろうとするのは意欲的な証拠だと思うんです。一番に腹が立つのは、メモも取らないでぼーっとしている場合だと思うので…」と話す。
しかし誤解を招くことも理解しており、「スマホを触っているだけではなにをしているかわからないので、勘違いされることもあるかもしれません。念のために、『スマホでメモを取ります』と言っておくとトラブル防止になるでしょうね」と続けた。
■スマホを仕事に使うものと思えず
一方でスマホでメモを取る行為が受け入れられないという30代女性は、「文字を打つのに夢中になって、こちらの話を聞き逃していそうな気がしてしまいます。やっていることは、紙にメモすることと変わらないんでしょうけれど…」と語った。
さらには、「きっと自分の気持ちのどこかで、スマホを『仕事に使うもの』と認識していないのもあると思います。スマホではなくパソコンでメモを取るのは、受け入れられるので…」とも話していた。
一方で、ビジネスシーンでは「ペーパーレス化」も進められており、もう少し時代が進めば、さらに多くの人がスマホでメモを取ることを受け入れるようになるのかもしれない。
・合わせて読みたい→改装中の建物から出てきた古いメモ 「ここで感電した」の一文に発見者は衝撃
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2014年12月12日~2014年12月15日
対象:全国20代~60代の男女1500名 (有効回答数)
コメント